*幼き日の悲劇 ページ35
“ちょっと、またこんな時間に帰ってきて!!いい加減にして!!”
“うるせぇな。仕事なんだから仕方ないだろ”
“そんなこと言って、どうせまたお酒飲みながら遊び呆けてたんでしょ?本当にいい加減にしてよ。Aもいるのよ?”
“んなもん知るかよ。お前が適当に世話しときゃいいんだろうが”
“それが父親の言う言葉なの!?あの子、いつになったらパパ遊んでくれるの?って、いつもいつも……”
“あーうるせぇ!!女は黙って俺に従ってればいいんだよ!!”
ーーーパシッ!!
“っ……!!”
夜中、ドアが開く音で目が覚めた私は、様子を見にリビングへと降りてきた。
二人の喧嘩している声の他に、ドタバタと騒がしい音……
何が起こっているのかと思って、恐る恐るドアの隙間から中の様子を見ていた。
酔って帰ってきてたお父さんは、怒りに任せてお母さんに暴力を振るった。
殴ったり、叩いたり、蹴ったり……
怒りが治まるまで、何度も、何度も……
そんな異常な光景は、ずっと昔から毎日繰り返されていたことだった。
その時二人の間に割って入ればよかったけど、お父さんに歯向かっても、子供は引っ込んでろって、お父さんは更に怒って、私にまで暴力を振るう。
いつもそれを庇って、更に傷つくのはお母さん……
だから、私は見ているしかできなかった……
きっと今回も、お母さんボロボロになるまで暴力振るわれる……
そう思うと、胸が張り裂けそうだった……
でも……今回は違った……
お母さんも我慢の限界だったのか、テーブルに備え付けてある椅子を持ち上げて、力一杯お父さんに振り下ろした。
それも、運の悪いことに、当たったのはお父さんの頭だった……
頭から血を流して、倒れるお父さん。
それを見てパニックになってるお母さん。
あまりに衝撃的な出来事に、まだ小さかった私は、怖くなって二階へと逃げるように走った。
部屋にこもっても、あの光景が忘れられず、ただただ震えて泣いていた……
その後、何があったのかは知らない……
でも……夜が明けて歩ける程度には落ち着いた頃、もう一度リビングへと降りてみると……
あの時のまま倒れているお父さんと、首から血を流して動かないお母さんの姿があった……
そしてお母さんのすぐそばには、真っ赤に染まった包丁が転がっていた……
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まな - 私はうたプリでは主にカルナイ(特にカミュと蘭ちゃん)と翔ちゃんとなっちゃんとトキヤと音也と...でもなっちゃんは本当によく出ますww←なんか最近トキヤと翔ちゃんと藍ちゃん上がってます← (2015年8月18日 22時) (レス) id: ceaa2bc4f1 (このIDを非表示/違反報告)
まな - RUIさん» シュウさんですか?!私も1つ買った時にまさかのレイジ様出てきてビックリしましたよwwクリーム色みたいでシュウさん可愛いですよね〜私のシュウさん運は衰えを知らないみたいです(⌒-⌒; )今度オタマートでシュウさん出すのでお知らせしますよ! (2015年8月18日 14時) (レス) id: ceaa2bc4f1 (このIDを非表示/違反報告)
十九 雷音(プロフ) - RUIさん» いえいえ大丈夫ですよ!!私もあまり最近更新できていなくて申し訳ないです(>_<) (2015年8月18日 13時) (レス) id: abb4063eb2 (このIDを非表示/違反報告)
RUI(プロフ) - 十九 雷音さん» すいません!4時~半はちょっと用事が出来てしまったので、五時半ぐらいに顔出します!本当に、すいません。 (2015年8月18日 13時) (レス) id: 53c9c73951 (このIDを非表示/違反報告)
RUI(プロフ) - 十九 雷音さん» 最近忙しくて来れませんでした。今も、ちょっと顔出しただけなので、また4時~半ぐらいに来れるので、またその時にお話しましょう! (2015年8月18日 12時) (レス) id: 53c9c73951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十九 雷音 | 作成日時:2015年6月13日 1時