episode ８ ページ10
「ﾝ，グｯ・・・うｪ・・・・」
一時吐き気は収まらず，吐いては回想。吐いては回想を繰り返していたので限界を迎えたAの体はついに床に倒れ込んだ。
未だに夢だと思えない。
鯉伴の元気な姿が見たい。リクオの笑っている顔が見たい。
這うようにAは洗面所から抜け出した。
「Aｯ！？」
一番聞きたかった声に名を呼ばれた。
「お・・・・やじ・・・」
「顔色悪いぞｯ！？ぜ，鴆を「親父。」ｯ・・・。。どうした？」
鯉伴がAに駆け寄り，抱き上げる
いつも甘えてこないA。皆に一線引いていて，いつも何か大きなモノを抱え込んでいるようなAが「何も聞いてくれるな」というように鯉伴の胸に顔を埋める。
「良かっ，た・・・」
そう聞こえたかと思うと，Aの全身から力が抜けた。
グッタリと夢も見なさそうなくらい深い眠りに落ちていったであろうAを見つめ，鯉伴はつぶやいた。
「抱え込むなよ・・」
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
翌朝，Aはいつもより高く上っている太陽を見，眩しそうに目を細めた。
昨日の夢見が悪かったせいで気分は最悪だったが，体調はさほど悪くはないようだったので，最近始めた竹刀の素振りと畏れを習得するための精神集中。そして，いかなる畏れも断ち切れるようにするためのイメトレを開始した。
一連の流れが終了し，Aはもう一度夢について考えることにした。
吐き気を催しそうになるのをぐっとこらえてよくよく思い出す。
「偽りの子のふりをして」「自ら愛した男を刺した」「鯉伴様ァァァァァ！！」
この台詞・・・。知人？いやいや。だったら殺人動機が・・・たくさんあるか←ｗ
「まさｋ「おにいちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん！！遊ぼぉぉぉぉぉ！」・・・汗」
リクオの突進を片手で押さえ，Aは苦笑した。
「まだ，早いな。」
二人の様子を見て，鯉伴が思案顔をしていたことを二人は知らない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
おっす！おら魔耶！
いや〜。ひさしぶるりんだな読者さんよｗ
ちなみにっすね。
リクオ 二歳
A 四歳
って設定だな。うん。
若いってイーよね。なんか何しても許される感パネェｗｗｗｗｗｗ
ま，いーやｗ
楽しんでけよ！んじゃ，バイチャ
by 魔耶
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46蛇(プロフ) - すみません。あの、題名で姉となっているのですが、本編中ではずっと兄やお兄ちゃんになっていて更新を停止しているのにすみませんが直して欲しいです。 (2017年5月21日 23時) (
レス) id: 4355172021 (このIDを非表示/違反報告)
立青2(プロフ) - コメ失礼します。14話で鯉伴が愛息子と言ってますが夢主の事なら愛娘じゃないでしょうか?更新頑張ってください。 (2016年9月2日 22時) (レス) id: 343bb7e876 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 無邪気すぎて逆に辛い (2016年8月14日 2時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 魔耶さん大丈夫ですか？ 私も、今ね今ね切実に背中が痛い。 「ｸﾞｪｯｯｹﾞﾎｹﾞｯﾎ」状態でして。 理由は、妹が背中でｷｬﾊｷｬﾊ(*≧∀≦*)(／▽＼)♪このような良い笑顔で、背中を飛び放てます。←寝転がっている私も悪いけどね！ (2016年8月8日 12時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 夜遅くにコメントごめんなさい。 昨日、ばあちゃんちから、かえってきたら、妹に突進され尻餅つきました。 勢いが着きすぎで、三途の川見かけそうになりましたwwwwww (2016年8月6日 1時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔耶 | 作成日時：2015年12月13日 17時
