episode ４ ページ6
総大将はニヤリと鯉伴を見ると，廊下にいた者を皆の目の前に連れてきた。Aだ。
「親父・・・まさか・・・」
「ちーっと黙っとれ。」
「ｳｯ・・・・・」
小妖怪たちが｢こんな子どもどこから連れ去ってきてしまったのだっ｣とあたふたしている。
一方で首無・黒田坊・毛倡妓は“ん？”と思った。
「「「似ている・・・」」」
「ん？気づいたかの。」
わたわたしている雰囲気を払拭するように「黙らんかっ！」と総大将，大喝。
十分皆が静まってきたところで，あまり幼さを感じさせない面立ちをしたその子どもが俯きながら一歩前に出た。
「奴良A。初めまして，だな。」
ニヤッとして顔を上げたA。
鯉伴のような精悍で凛々しい面立ちに，金髪の二点赤メッシュ(ｗ)。
片目をつぶるその動作。
一歳と数ヶ月経ったばかりの子供はすでに言葉をすらすらと話す。
身長は・・・80�僂�らいだけど。ｗ
「「「「「「「「「ええええええええええええええええええええっ！？」」」」」」」」
「親父っ！ちょ「「「「「「初めましてっA様っ」」」」」」・・俺のおいしいところを・・」
それからというもの，鯉伴やぬらりひょんはそっちのけでAの世話ばかり。
しかし，小妖怪や首無たちも必死に一年の愛情を注ごうとしているのはわかっていたので鯉伴や若菜，ぬらりひょんもほほえましく見ていた。
Aは一日の大半を勉強と睡眠に費やす。
Aには，誰にも言えない不安ごとがあった。
一日の大半である睡眠中の出来事である。夢を見るのだ。
そのたびに頭をひねり，どうにか意味を得ようとするが情景は変わることなく，全くもって意味のわからない夢なのだ。
皆が寝静まった頃。今日もAは冷や汗をかいて飛び起きた。
Aが連日頭を抱えている夢の内容はこうだ。
目の前に鯉伴がいた。安心するはずの後ろ姿がなぜか不安をあおっている。
呼んでも気づかない。触れられない。
そのうち，山吹の花びらが舞い・・・
激しく・・・
激しく・・・
山吹の花びらが鯉伴を飲み込み，花びらが散って無くなったとき鯉伴が心の臓から血を流しくずおれてしまう夢。
そんなはずはないのに。
いつも冷静でいられなくなる。
あまりにも何かを暗示するような夢の内容にAは頭を抱えていたのだった。
＾＾＾＾＾＾＾＾
ハロー。久しぶりの作者，魔耶さんじょーっ
おもしろい？この小説？ ありがとーｗ
更新頑張る。これからも楽しんでー
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46蛇(プロフ) - すみません。あの、題名で姉となっているのですが、本編中ではずっと兄やお兄ちゃんになっていて更新を停止しているのにすみませんが直して欲しいです。 (2017年5月21日 23時) (
レス) id: 4355172021 (このIDを非表示/違反報告)
立青2(プロフ) - コメ失礼します。14話で鯉伴が愛息子と言ってますが夢主の事なら愛娘じゃないでしょうか?更新頑張ってください。 (2016年9月2日 22時) (レス) id: 343bb7e876 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 無邪気すぎて逆に辛い (2016年8月14日 2時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 魔耶さん大丈夫ですか？ 私も、今ね今ね切実に背中が痛い。 「ｸﾞｪｯｯｹﾞﾎｹﾞｯﾎ」状態でして。 理由は、妹が背中でｷｬﾊｷｬﾊ(*≧∀≦*)(／▽＼)♪このような良い笑顔で、背中を飛び放てます。←寝転がっている私も悪いけどね！ (2016年8月8日 12時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 夜遅くにコメントごめんなさい。 昨日、ばあちゃんちから、かえってきたら、妹に突進され尻餅つきました。 勢いが着きすぎで、三途の川見かけそうになりましたwwwwww (2016年8月6日 1時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔耶 | 作成日時：2015年12月13日 17時
