episode 17 ページ20
鯉伴side
目を覚ましたときそこは自室で,空はすでに闇に染まっていた。今日は新月だ。
Aが元気であったこと。
Aが生きていること。
喜びと安心は計り知れない。
だが,その気持ちに相反するようにAの対応に対する憤りと自分に対する深い疑問が胸中を渦巻く。
──なんだよ!さっきから聞いてれば,自分だったら死んでもよかったってことかよ!?
今まで,Aの飄々とした態度しか見てこなかったせいか,正直あそこまで考え込んで苛立っているとは思わなかった。
確かにそうだ。自分の言い分からいけば,自己犠牲は致し方ないとも言える。
しかし,だ。アイツに傷ついてほしくはなかった。リクオにも。俺は・・・
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結局,結論をハッキリと出すことなく深い眠りに落ちてしまった鯉伴。
その頃,意識が覚醒したら,鴆の病室ではなく,自室の天井が目に入り,かなり仰天していたA。
その時にふと,“聞”こえてきた鯉伴の声。“視”えた鯉伴の横たわった姿。
──アイツに傷ついてほしくはなかった。リクオにも。俺は・・・
鯉伴の意識が途切れたと同時に我に返ったA。
「こ,れは・・・・」
ぎこちなく自室の隅にある本の山に手を伸ばし,一冊の本を手に取る。
本の内容を記憶しているかのように上の空でパラパラとめくり・・・・・手を止めた。
[千里眼]
遠距離に位置する姿が実際に其処にあるように鮮明に写る。意識を集中し、精度を高めると、声や物音を聞いたり、思考を読むことが可能と言われる
「せんりがん・・・か。」
納得したような体で呟き,じっと考え込んだA。
やがて,思考の海からゆっくりと意識を浮上させ,緩慢な動作で立ち上がる。
障子を静かに開け,夜空を見上げる。
月は見えず,その代わり普段より煌々と輝く星々に照らされたAの顔は幼子とは思えないほど不敵な笑みを浮かべていた。
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なにするつもりなんだろなwAちゃんww
もう,小説の行方が迷子だよw完全に迷ったww
このあたりA:5歳
リクオ :3歳位の設定かなァ・・
ま,いーや←
これからも駄作者魔耶をよろしくたのまァ!
てかw新能力開花したねwそういやw
最強夢主目指すわwもう妖怪の中で最強最悪目指すわw
付加説明だけど,リクオはAのこと男だと思ってるのよ。災難だよね←
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46蛇(プロフ) - すみません。あの、題名で姉となっているのですが、本編中ではずっと兄やお兄ちゃんになっていて更新を停止しているのにすみませんが直して欲しいです。 (2017年5月21日 23時) (レス) id: 4355172021 (このIDを非表示/違反報告)
立青2(プロフ) - コメ失礼します。14話で鯉伴が愛息子と言ってますが夢主の事なら愛娘じゃないでしょうか?更新頑張ってください。 (2016年9月2日 22時) (レス) id: 343bb7e876 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 無邪気すぎて逆に辛い (2016年8月14日 2時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 魔耶さん大丈夫ですか? 私も、今ね今ね切実に背中が痛い。 「グェッッゲホゲッホ」状態でして。 理由は、妹が背中でキャハキャハ(*≧∀≦*)(/▽\)♪このような良い笑顔で、背中を飛び放てます。←寝転がっている私も悪いけどね! (2016年8月8日 12時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 夜遅くにコメントごめんなさい。 昨日、ばあちゃんちから、かえってきたら、妹に突進され尻餅つきました。 勢いが着きすぎで、三途の川見かけそうになりましたwwwwww (2016年8月6日 1時) (レス) id: 8988f383c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魔耶 | 作成日時:2015年12月13日 17時