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三郎「わぁ…… !美味しそうです!」



A「いや、市販のルーなんだから美味しそうもクソもねぇだろ。




普通のカレーだよ。」






三人は嬉しそうに手を合わせながら、頂きますと元気よく言った。








…… うん、息子にしたい。ちょっとでかいけど。






俺の料理を食べ、三人とも馬鹿みたいに美味しい美味しいと言いまくっていた。






二郎「はぁ、こんな飯、毎日食えたらいいのになぁ……」





そう言いながら、俺の方をチラチラと見る次男坊。






いやいや、今俺にはペットが居るんですけど。



A「…… 俺、もう一匹養ってんだけど。」



一郎「……一匹って、」




三郎「えぇ、僕、毎日呉羽の手料理食べたいです。」





…… そんなに俺の料理って美味しいのかな?






至って普通だと思ってんだけどなぁ。




A「…… あぁ、お前らの誰かが俺の嫁になるとか?」







そう言った瞬間、三人が一斉に吹き出した。





一郎「お、俺らが嫁なんですか?」



A「…… んだよ、その口振りだと俺が嫁みたいな言い方だな。




主夫って言葉があんだろうがよ。」





俺が三人を睨むと、なんだか不満そうな顔をする。






いやいや、だから俺は男オブ男なんだってば。





攻めオブ攻めなんだってば。受けとかマジ無理だし。





A「くだらねぇ事言ってねぇでさっさ食えよ。」







俺の一言で、みんなはカレーに意識がいく。













最終的に、誰が一番多く食えるか、という対決になっていた。




そのお陰で、三人は満腹でその場に寝転んだ。







すると、突然インターホンが鳴る。












…… なんか、嫌な予感がする。






一郎「…… あ?誰か来た、のか?





俺、出てきます。」







そう言って立ち上がり、玄関へと向かう一くん。










俺は、反射的に一くんの腕を掴む。









A「…… 待て、俺が出る。








お前ら、奥に隠れてろ。いいか、俺がもし




【戻ってこなかったら】、…… いや、なんでもねぇ。」





そうして、俺は三人をリビングに置いたまま、玄関へと向かう。











そして、玄関を開けた瞬間、俺は顳顬に拳銃を当てられた。

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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません!妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります!妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩!って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・`)続き待ってます! (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2018年11月20日 2時

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