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すると二匹はゆっくりと頭を下げた。角のある頭と耳が二つある頭を。そして私とハリーは気づいた
ハ「ブロングズ…」
『レーヴァテイン…』
震える指で、触れようと手を伸ばすと、それらはフッと消えた。私達はその場に佇んでいた
ハー「何をしたの?」
突然背後から聞こえ、急いで振り返ると、ハーマイオニーがバックビークを引っ張って、猛烈な勢いで私とハリーの方に駆けてくる
ハー「何が起きているか見るだけって、ハリー、あなた言ったじゃない!」
『ハーマイオニー、落ち着いて。私達、全員の命を救ったの。こっちに______この茂みの影に…説明するよ』
私達は再び、茂みに隠れ、ハリーと何が起こったのかハーマイオニーに話すと口をポカンと開けた
ハー「誰かに見られた?」
ハ「ああ、話を聞いていなかったの?僕とAが僕達自身を見たよ。でも、僕お父さんだと思った。Aの言ってた通りだ。自分達が吸魂鬼を追い払った。だから大丈夫!」
ハリーはそう言うと私の方を向き、私は頷いてニヤリと笑った
ハー「そんな、ハリー、A、私、信じられない________吸魂鬼を全部追い払うような
ハ「僕、できると思ったんだ。もちろんAもだよね?」
ハリーが私に問うと私は杖をしまって頷いた
ハー「よく分からないわ_____あっ!スネイプを見て!」
ハーマイオニーがそう言い、私達は茂みの間から向こう岸をじっと見た。スネイプが意識を取り戻し、担架を作り、ぐったりしている私とハリー、そしてシリウスをそれぞれその上に乗せた
『あれ…ハーマイオニーとロンがいるよ!』
スネイプのわきにハーマイオニーとロンが担架の上に載っていた
ハー「________あなた達がシリウスを追った後、突然意識が途切れたの…何故かしらね…」
ハーマイオニーが頭を抱えて言うと私の中でリアムが「それ俺がやった。後は全部スネイプをやらせようかと思って俺あいつ嫌いだし」とケラケラと笑いながらリアムがそう言ったので私はハーマイオニーにゴメン…と謝った
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作成日時:2022年11月25日 0時