検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:10,502 hit

160 ページ10

すると二匹はゆっくりと頭を下げた。角のある頭と耳が二つある頭を。そして私とハリーは気づいた

ハ「ブロングズ…」

『レーヴァテイン…』

震える指で、触れようと手を伸ばすと、それらはフッと消えた。私達はその場に佇んでいた

ハー「何をしたの?」

突然背後から聞こえ、急いで振り返ると、ハーマイオニーがバックビークを引っ張って、猛烈な勢いで私とハリーの方に駆けてくる

ハー「何が起きているか見るだけって、ハリー、あなた言ったじゃない!」

『ハーマイオニー、落ち着いて。私達、全員の命を救ったの。こっちに______この茂みの影に…説明するよ』

私達は再び、茂みに隠れ、ハリーと何が起こったのかハーマイオニーに話すと口をポカンと開けた

ハー「誰かに見られた?」

ハ「ああ、話を聞いていなかったの?僕とAが僕達自身を見たよ。でも、僕お父さんだと思った。Aの言ってた通りだ。自分達が吸魂鬼を追い払った。だから大丈夫!」

ハリーはそう言うと私の方を向き、私は頷いてニヤリと笑った

ハー「そんな、ハリー、A、私、信じられない________吸魂鬼を全部追い払うような守護霊(パトローナス)を、あなた達が(つく)り出したなんて!それって、とっても、とっても高度な魔法なのよ…」

ハ「僕、できると思ったんだ。もちろんAもだよね?」

ハリーが私に問うと私は杖をしまって頷いた

ハー「よく分からないわ_____あっ!スネイプを見て!」

ハーマイオニーがそう言い、私達は茂みの間から向こう岸をじっと見た。スネイプが意識を取り戻し、担架を作り、ぐったりしている私とハリー、そしてシリウスをそれぞれその上に乗せた

『あれ…ハーマイオニーとロンがいるよ!』

スネイプのわきにハーマイオニーとロンが担架の上に載っていた

ハー「________あなた達がシリウスを追った後、突然意識が途切れたの…何故かしらね…」

ハーマイオニーが頭を抱えて言うと私の中でリアムが「それ俺がやった。後は全部スネイプをやらせようかと思って俺あいつ嫌いだし」とケラケラと笑いながらリアムがそう言ったので私はハーマイオニーにゴメン…と謝った

161→←159


ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2022年11月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。