45 お前の家の両親はすげぇな・・・ ページ45
シ「ここが、ブン太の家?」
ブ「おう!」
シ「・・・でかっ。」
普通の家に比べたらでかいかも・・・。
ブン太は、『そうかぁ?』と言いながら、玄関のドアを開けた。
ブ「靴そろえて脱げよー。」
太「わかってるよー。」
颯「了解だぜぃ。あ、姉ちゃんはここに脱いでね。」
シ「ん。」
ブン太・・・兄だね。学校では、弟みたいなのに・・・
そんなことを思いながら廊下を歩き、ブン太がリビングのドアを開けた。
ブ「ただいま〜。母さん・父さん、シアン連れてきたぜぃ。」
シ「お世話になります。」
母「あら、いらっしゃい!」
父「外は寒かっただろう?コタツがあるから、入って温まっていいよ^^」
シ「ありがとうございます。」
母「そんなに固くならなくていいのに〜。この家にいるあいだは、私達のことを家族のように思ってくれていいから♪」
シ「はい^^」
ブン太は暖かい家族に囲まれているんだな〜。
父「コタツといえば、蜜柑だな!食うかい?」
シ「あ、いる。」
ブ「俺も!」
太「僕も!」
颯「僕も!」
なんか、兄弟ができたかのうような・・・
母「私、女の子ほしかったから嬉しいわー!!ほんと、シアンちゃんは可愛いわね。」
『ちゃん』付け・・・今日だけは我慢だ・・・!それに、仁王に言われるよりかはマシだな。この人はいい人だし。
それからご馳走を食べて、みんなでコタツに入ったまま、人生ゲームで遊んだりした。
ブ「またシアンが大富豪かよぃ!!」
父「強いなー。それに比べてブン太は・・・大貧民。ププッ(笑)」
ブ「笑うな!」
シ「アハハ^^」
ほんと、この家族はおもしろいな。
人生ゲームで遊び終わったら、私は風呂に入った。
風呂から上がってタオルを首にかけたまま、ブン太を呼びに二階にあがる。
ガチャッ
シ「ブン太、風呂入っていいよ。」
ブ「へーい。・・・シアン、こっちこい。」
シ「?」
ブン太の近くにまで行くと、ブン太が布団を叩いた。・・・座れってことか?
私が布団に座るとブン太が私の後ろに回り、タオルで髪を拭いてくれた。
ブ「お前女子なんだし、髪くらいちゃんとしろよ。」
シ「めんどいんだよ。」
ブ「お前やっぱり変わってるなぁ。」
シ「それ、髪乾かさない人に失礼だぞ。」
ブ「うっ・・・それはすまねぇ。」
正直に謝ったよ、この人・・・!!
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メテオドライブ - 名前変換したいなぁ~( ´△`) (2015年2月6日 2時) (レス) id: 01f902c43b (このIDを非表示/違反報告)
亜耶(プロフ) - この作品って、名前変えられないやつですか? (2014年10月12日 18時) (レス) id: 32e11912e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - クロコッチさん» ありがとうございます! もちろん、大歓迎でっす!! (2013年10月3日 20時) (レス) id: ee65fa9ce0 (このIDを非表示/違反報告)
クロコッチ - 本当に面白いです私もお友達になってもいいですか (2013年10月2日 20時) (レス) id: 869846fa76 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 蒼さん» いいですよー^^大歓迎です!! (2012年10月22日 19時) (レス) id: 552eb9e233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよこ | 作成日時:2012年8月30日 21時