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バッグからバスケットボールを出した彼を見て

黒子は嬉しそうだった。


「おらぁテツ!!火神!!

テメェら俺らに勝ったんだろうが!!

洛山ぐれぇ倒さねぇとぶっ殺すぞ!!!」



口悪くて自分勝手な青峰も



「言っとくけどウチもっすからね!!

勝てぇ!!誠凛!!!」



負けず嫌いな黄瀬も



「倒してこい!!赤司を!洛山を!!!」



我儘な真ちゃんも



今何も言わなかったけど

同じことを思っているであろう紫原も



全員誠凛と戦って変わった。


前を向けた


負けた事が力になった



これから先

なにがあったとしても

私たちは一生その事を忘れないだろう。

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作者名:るる | 作成日時:2020年8月11日 17時

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