桜色Memories2【黒子のバスケ】

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相田side


海常との試合も残り僅か。

タイムアウトを取り，ベンチに戻った黒子君から攻略法を聞いたときは驚いた。


次のプレイを予測することは

極めて困難なことだから。



賭けだと思った。



日「出来るのか？そんなこと」


黒「できるかどうかはわかりません

けど，可能性はあると思います。

再現ということは，一つ一つは今まで戦ってきた

キセキの世代と同じ…そして，うちには

彼らと互角以上に渡り合ってきた選手が1人居ます」


全「「「「！！」」」」


黒「それに僕は，試合中に相手のデータを分析し

試合を構成していく人を間近で見てきた経験もあります」


相「…秀徳のマネージャーね」


黒「実際にどうするか…細かいことは教えて貰えませんでしたが

ほんの少しだけなら教えてもらいました」




黄瀬君の体力は尽きることはなく

黒子君を信じるしかない。




日「どっちにしろ，黄瀬を止めなきゃ勝てねぇってことだ

なら黒子に託すしかねぇだろ」




監督なのに…有効な対処法を思いつけない自分が

惨めだと思った。

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