三十七話 ページ38
「貴様...、巫山戯るのも大概にしろ。ここが未来?そのような絵空事、私は認めない!」
「...三成、落ち着くんだ。確かに信じ難い事ではあるが、この
「ヒヒッ、徳川、ぬしはまっこと、甘い。それもこやつの演技やもしれぬぞ?」
(あ〜、そう簡単には信じてもらえないわよね)
分かってはいたのだけど。
「...それがさ、そうじゃないんだよなぁ。豊臣の御一行さん」
「佐助の言う通りで御座る!某らも半信半疑では御座ったが、確かにこの時代は我ら武士の時代より、遥か未来に御座る!」
佐助の言葉に強く同意し、訴える幸村。
すると、刑部さんは小十郎さんを見た。
「ぬしはあの賢人が気に入る伊達めの軍師であったか。...さて、ぬしはこれについてどう思っておる。」
「何故、俺に聞くのか知らねぇが...、未来で間違いはねぇ。今回ばかりは真田と猿飛が言う通りだ」
「いや、仏頂面のぬしなれば、信用性に長けるかと思ってな。よく理解した」
「...ああ。それに真田も武田の忍も同じ事を言っている。信じるに値するだろう」
(仏頂面って...)
でも、良かった...皆のお陰で二人は納得してくれたみたいだ。
後は...三成さんだけなんだけどなぁ。
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彩月いろは(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます!更新は遅めですが、これからもよろしくお願いします! (2018年3月24日 18時) (レス) id: 676cb16bcb (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 更新頑張ってください。楽しみに見ています。 (2018年3月23日 23時) (携帯から) (レス) id: c4afbacf0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩月いろは | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/36b8bca33b1/
作成日時:2017年5月27日 17時