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8,知り合いに ページ8

_貴方side_

「いふさん〜、ここって、、、」


「そこわかんねーよなぁ〜まじで」


二人で頭を抱えてるうちに、


「お前ら昼飯食わんの?w」


と上司を声をかけられ、時計を見ると


「「えっ、12時30分!?」」


もう3時間も資料と戦っていたのだ。


「っし、A、食べいこ!お礼に奢る!」


「わ〜、ホントですか?笑」


会社のビルの中には大きな会社なだけあってカフェテラスのような食堂がある。


「何食べる〜?」


「私オムライス食べたいです、なんとなく」


なにそれw、と言いながらも食堂でオムライスを2つ分頼んでくれるいふさんはほんとに良い人。笑


「なんかA、休日いいことあった?w」


「へっ、?」


「凄いキラキラしてるからさぁ笑」


まさかのいふさんにバレバレだったことがわかり、驚いたが信頼できる先輩だからと、ないくんのことを伝えることにした。


「へぇ〜、、めっちゃ良い人やん。」


「見た目は凄かったですけどね(笑)」


「どゆこと?ww」


「ピアスバチバチで、黒のネイルしてて。」


「えっ、黒ネイル?」


「?はい。」


何故か黒ネイルという単語に過剰に反応したいふさん。そんなに珍しいかな?


「あ、いや、知り合いの特徴に合ってたからw」


「なるほど(笑)」


「で、その人と毎週土曜日に会う約束か〜」


「はい!」


「なら仕事、一週間頑張れるな〜(笑)」


良い約束やね、と言って食べ終えたお皿を私の分まで持って返してくれる。


「ほんとに奢ってくれるんですね」


「今日、助かったし。一応先輩やし?w」


「ふふ、ありがとうございます笑」


オフィスに戻ってまた並んで資料と睨み合い、
今日も定時で上がれそうにないぃ〜と嘆くいふさんを苦笑しながら見守る。


案外、仕事も楽しいけどね(笑)

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作者名:春咲 みぞれ | 作成日時:2022年10月16日 18時

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