＿＿＿＿俺が守る。【朔間凛月】‘’2“

50:仲直り4 ページ9

ＮＯ目線



真緒｢……なんでお前に言わなきゃいけねぇんだよ｣


凛月｢え〜別に良くない？｣


真緒｢だから、お前には関係ねぇだろ！！｣


凛月｢関係あるから言ってるんじゃん。

そんなに言えない内容？｣


真｢あ、えっと、お、落ち着こ？｣


スバル｢そ、そうだよ！｣


凛月｢邪魔しないでよ

今、俺はまーくん…………真緒に聞いてるから。｣


真緒｢！？｣




真緒目線


真緒って言われたの、何年ぶりなんだろ…


俺は驚きが隠せなかった。


相当怒ってるんだろ、目が本気だ



真緒｢…わかった、言うよ。

会長に問い詰められたんだ

今、どんな気持ち？って。｣


凛月｢それでなんて答えたの？｣


真緒｢…複雑な気持ちって答えた。

そのあと、どっちの味方なんだいって聞かれて…。｣

凛月｢……あんずの味方って言ったんだ｣


真緒｢……｣


真｢……まだ、信頼があったんだよね。きっと。｣


スバル｢……｣


『そ、そうなるよね。』


凛月｢じゃあエッちゃんと同じこと聞いていい？｣

真緒｢………｣


凛月｢今さ、どんな気持ちなの？｣


真緒｢……なんとも言えない｣


凛月｢まーくんは、どっちの味方なの？｣


真緒｢……わからない｣


凛月｢自分のことなのにわからないわけないでしょ？｣


真緒｢わからないんだっ！！

これがどう解決するかもわからないのに！｣


スバル｢……無理しなくてもいいんじゃない？｣


真緒｢……え？｣


スバル｢自分の気持ちに正直になればいいんじゃない？この後どの結果が待ち受けてても。｣

真緒｢……でもっ｣

スバル｢でも？だって、まだあんずの味方になるならあんずの味方でいいんじゃない？

俺だって今どっちの味方になればいいかわからないし

凛月くんはAの味方だろうけど

俺たちTrickstarはまだわからないままじゃん？

この後、はっきりさせようよ。

今そんなことで争ったって意味無いでしょ？｣


真｢…そうだね｣









No目線



北斗｢待たせたっ！｣

あんず｢………｣


スバル｢……おかえり、あんず｣

真｢……おかえりなさい｣


真緒｢……おかえり｣


凛月｢………｣

『………』

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