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ジ「そういえば、勝負する内容ってなんでもいいんすね？」
そんなこともあったな。適当に言ったんだけどさ
『うん。あ、もしかしてジュンくん何かしたい事ある？
あったらそれでいいよ！
私なんでもいいから』
ジュンくんがしたい勝負ってなんだろ？
ジ「じゃあ、お互いにどっちがびっくりさせることが出来るか勝負しません？」
『驚かせるか…！いいよ〜』
ジ「じゃあ、言い出しっぺの俺からいきますよぉ？」
『え、早速！？』
ジュンくんは既に持ちネタがあったのか…
ジ「Aさん、右手出してください」
言われたように右手を出す。
何か手に乗せるのかと思い手のひらを向けて出した。
そしたらジュンくんが私の手を優しく掬い、裏返した。
手の甲を向けるようにして
私の頭の中ははてなマークでいっぱい。
ジュンくんが自分のポケットから何かを取りだした
次の瞬間、私は目を見開いた。
私の目線は、
海と夕日の光で反射して煌めくシルバーから
ジュンくんへ移すと、彼は笑っていた。
笑顔みたいだけれど、含んだ笑みだ。
いや、少し得意げな顔とでも言おうかな。
彼は
己の立場が有利であるコトを知っている者の
余裕の声音だが優しく楽しそうな
私の大好きな声で
「どうっすか？驚きました？」
と、言葉を放つ。
私はあまりにも驚いて、言葉が見つからない。
取り敢えず思いつく言葉を掻き集めて、
体の奥から一筋の糸を慎重に紡ぎだす感じで口を開く。
でも、私が1番言いたいことは見当たらない。
だから、ピンと来て確信した訳じゃないけど
驚きのあまり頭が回らないのだ。
だから私は
『私の負けだね。驚いたなぁ。
ふふ、ありがとう』
と笑うことしか出来なかった。
でも、苦い笑いでは無いのだ
幸せな人が生み出す笑み。すごい嬉しいのだ。
ジ「今日の撮影で作ったんです。貰ってくれますか？」
『もちろん！オシャレだねぇ。
右手の薬指に付けた意味ってあるの？』
私は恐る恐る聞く。
勘違いだと恥ずかしいし、意味があるならと期待も含めて
ジ「どうっすかねぇ？Aさんはどう思います？」
『ジュンくんの意地悪…！』
ジ「ははっ、すみません。そのリング、俺とお揃いなんすよ」
『嬉しい。ジュンくん大好き』
私たちはカップル地味た会話をした。こんなことされるから期待してしまうんだよ
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カレー味のもやし(プロフ) - ちっとぐみさん» ありがとうございます！どうでしょうね？？これからも完結まで見ていただけると嬉しいです。いつも見ていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします (2022年6月2日 22時) (
レス) id: 9f387dda5f (このIDを非表示/違反報告)
ちっとぐみ - 初コメ失礼します！この作品ハマってしまいました。夢主が初対面なのに一目惚れで告白してしまうところから面白いですww振り回されてる漣くんもこの作品ならではで好きです！この後の展開で漣君は惚れてくれますかね！？続き楽しみです！(長文失礼しました) (2022年5月31日 21時) (レス) @page16 id: 65d1cc262f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カレー味のもやし | 作成日時：2022年5月8日 2時
