story 128 ページ45
「それにしても黄瀬くん、相当花宮に執着してるんだね。僕とは好きな女の子のタイプが違う」
「さりげなく私の事貶してない？」
「え？まさか。僕は黒川のことが好きだよっていう立派なアピールだよ...って、黒川聞いてる？」
「え？何？」
「え、聞いててよ！！」
クスクスと笑うと僕に対して結構なドSだよね、なんて言ってくる。聞いてたわよ、なんて言ってやらないけど。それに達也も私の気持ちが自分の方に来るなんて思ってないから大丈夫でしょう
「でも、そうね。涼太が夏樹に執着する理由知りたいわね」
「え、Aも私に魅力がない的な感じに思ってるの？」
「何を言ってるの？魅力がなかったら彼氏なんてできないでしょ？」
私がそう言うと翔一は変人だから私の事好き好き言ってるのホントにおかしいなんて言ってる。あらあら、可哀想に。翔一は夏樹なしじゃ生きていけないのにね
「夏樹サンは、俺の事満たしてくれるんス」
「え、それって下ネタ...」
「違うわ！馬鹿じゃないの？」
「あ、えっと、女を、好きだった女を無理矢理抱いて、必要とされてるから大丈夫だって思い込んだ俺のこと気に入ってるって言ってくれたんス。その言葉を聞いて、あ、この人だったら、黄瀬涼太っていう存在を、本当の俺を認めてくれるんじゃないかって思ったんス。そんで仲良くなってから夏樹サンはいっぱい頭撫でてくれたり、俺のバスケを褒めてくれたりして、空っぽだった心が満たされた。...ないと思うけど、もし今吉さんが夏樹サンのこと捨てたら迷わず俺が貰いたいくらい大好きっス」
涼太の純粋なその恋心は夏樹に届いたようで夏樹は思わず顔を赤くしている。それを見た涼太は嬉しくなったらしく夏樹のことを抱きしめていた。......涼太に犬の耳と尻尾が見えるのは私の気の所為だと思いたい
「涼太」
「なんスか夏樹サン！」
「アンタの好きとは違うけど、私も涼太のこと大好きだよ」
「その言葉をくれるだけで充分っスよ」
とびきりの笑顔を浮かべる涼太を見て、もう充分幸せなのではないかと思った。きっとこの子は夏樹といれば幸せになれるはず。それを許すかどうかは翔一次第だけれど
「ちょっと違うけど、僕と黒川みたいだね」
「...ふふっ、そうね。達也は幸せ？」
「君といられるこの日々はとても幸せだよ」
ならばこの幸せのために、あと2人を手に入れてしまおう
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黛パフェ(プロフ) - ゆうゆさん» え、小学校の会長してるんですか！！？？将来有望...すごいですね！愚痴は言わないと生きていけませんよ笑笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年7月17日 17時) (
レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ - ヤバい・・・ 最高すぎです・・・自分小学校の会長何ですが・・・こんなことしてみたい！ 私も、皆の前では笑顔ですが、誰もいなくなると愚痴言いまくりWWW本とにこの小説面白すぎです！ (2019年7月17日 17時) (レス) id: 4937f459b3 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - ルイさん» になっちゃいますね笑笑 (2019年7月16日 18時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 黛パフェさん» 無限ﾙｰﾌﾟ？w (2019年6月30日 3時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - 月夜 黒輝さん» え、そう言って貰えて嬉しいです好きです(真顔) (2019年6月24日 20時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パフェ x他2人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月25日 2時
