【十四松】ウソツキ幼馴染みは余命１ヶ月【おそ松さん】

１日目_4 ページ4

＿＿＿＿ドンッ




｢ったぁ...！あ、すみません!!大丈夫ですか？｣




｢うぅ...うん、平気。君こそ大丈夫？｣





その声、暗闇で顔が良く見えないけど...背筋が凍った。
逃げ出したい、今すぐに!!





｢...あ｣





ぱっと相手が顔をあげた。
やっぱり、私の嫌いな人の一人





｢トド松...｣





｢...ははっ！なんだ、Aちゃんかー。

こんな所ほっつき歩いて、何、また誰か傷つけたりでもした？｣





クスクス笑う奴。
ランニング中だったのか、首にタオルを巻いて、息も少し上がっている。





｢傷つけたりでもした？ですって？




...傷付けたのはどっちよ！｣





｢逆ギレ？はぁ？えぇー、意味わかんないんですけどぉ。｣





そしてトド松はがっと私の胸ぐらを掴んで低い声で





｢いいから失せろ【嘘つき】｣





『お前なんて大ッ嫌いだ』





｢はっ！良いですよ、どうせ、もう時期消える身なのでね!!｣




どん、とトド松を突き飛ばしよろけた隙に私は走り去った。









｢...え？｣

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