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「お」嗚咽。 ページ5

貴「・・・ん」

寒い。

低血圧の、僕は起きることが苦手だ

だが、予定していた起床時刻よりも、1時間早い

9時に起きてしまった。

エアコンの、冷たい風が僕にあたる

二度寝しようと思ったが、思った以上に寒い。

マズイ、

昨晩、本を読み終わった後の記憶が無い

そして、

貴「痛たいなぁ」

突き刺さるような頭痛。

非常に不愉快なほどの吐き気。

思うように動かない身体。

貴「oh・・・」

なにやら、大変な事をやらかしてしまったようだ。

よし。

今日の、潜入捜査を延期にするか。←

と、言うわけにもいかず

僕は諦めて準備を始めた。

ちなみに、喰種の時はスーツを着ている。

まあ、どうでも良いことなのだが

____________________

貴「こんにちは、喰種さん居ますか−?」

よく響きますね。

頭痛、酷くなっちゃうじゃないですか

エ「誰?」

ちびっ子、包帯、花柄のスカーフ。

間違いない、此奴は

貴「アオギリ幹部の、エトさんじゃないですか」

動揺してくれないと、つまらないじゃ無いですか。

エ「で、貴方の名前は?」

おっと、これは

貴「Aと、申します。嗚呼、高槻泉とお呼びした方が宜しいですか?」

勿論、気づいていましたよ

何せ”あの時”と同じ匂いがするから

《グサッ》

口一杯に鉄の味が染みわたる

吐き気に耐えきれず、それを吐き出すと

僕の視界には、鮮血で染まったコンクリートが見えた。

脳味噌が、身体中に指令を発している

”逃げろ”

と、

貴「何方ですか?」

僕は動かなかった。

否、動けなかったのだ

タ「お前こそ誰だ、侵入者」

身体の中に侵入した腕に

不愉快な気分になる。

貴「自己紹介の前に、手を放していただけませんか?」

全く。

背後にいられるだけで不快だ

《ズブッ》

やっと放してくれた。

手が抜かれたと同時に、再生が始まった

みるみるうちに、直っていく。

嗚呼、スーツ破けちゃった

また兄さんに叱られてしまう

そんな、呑気なことを思いながら、

僕は口を動かした。

貴「Aと申します」

と、

「A」apple→←「え」影響。



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210 - 作者っス。 (2016年9月28日 16時) (レス) id: e732fea85c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:774 | 作成日時:2016年9月1日 15時

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