「え」影響。 ページ4
錦を成敗した後、
僕は自宅に戻った。
貴「ふぅ、」
ふと、時計に目をやるともう午前2時を回っていた
あ、
まだ高槻泉の「黒山羊の卵」を読んでいないことに気付いた。
明日は、正午からの勤務だったはずだ。
徹夜しても問題は無いだろう
と、思い僕はシャワーを浴びに風呂へ向かった
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貴「寒っ」
不覚にも、エアコンを付けっぱなしで
忘れていたらしい。
しかも、24℃で・・・
《ピッ》
高い音とともに、扉が閉まっていく。
コレで多少大丈夫だろう
いつものソファーに、身体を沈めながら僕は本を開いた。
高槻泉の、作品は処女作から読んでおり
新作が出たら読むようにしている。
嗚呼、そういえば。
僕は一度、高槻泉のサイン会に行ったことがあった
年齢不詳なその見た目に、とても興味が湧いたのは言うまでも無い
だが、興味が湧いた理由としてはそれだけではない。
微かだが、喰種の匂いがしたからだ。
それにしても、面白い
読んでいて飽きさせない作品だと思う。
集中すると僕は、周りが見えなくなるらしい
その通りだ。
気が付くとあたりは明るくなっていた
午前4時。
今から寝たら、6時間は寝れるな
時間を確認したのち、ソファーに寝っ転がり
少し暑かったのでエアコンを付けた。
今思うと、この行動が悪かったのかもしれない
だが、そんな事には構っていられないくらいの眠気が僕を襲う。
思考が完全に停止し、僕は眠りについた。
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210 - 作者っス。 (2016年9月28日 16時) (レス) id: e732fea85c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:774 | 作成日時:2016年9月1日 15時