罰ゲーム4 ページ9
あま「むぅ……………僕、Aからちゅーしてほしかった…」
とうとう言い返せなくなったまーくんは、小さな声でそう呟いた
『へっ…!?い、いやっ…えっとぉ………』
小さな声でもそれはちゃんと私の耳に届いていて、私はたまらず声を上げてしまった
あま「ねぇ…いいでしょ…?」
そんな私に構わず、まーくんは上目遣いで私のことを見つめてきた
『いいとかダメとかじゃなくて………その…は、恥ずかしい…から……』
あま「じゃあ目瞑ってるからっ!」
私が遠慮がちにそう言うと、まーくんは一歩も引かずに「んっ!」と言い、こちらに顔を向けて目を瞑った
(え…………ほんとにやるの…?)
私がそんなことを悶々と考えて、ふと彼の方を見ると、目を瞑ってじっと私のことを待っている
『〜〜〜〜っ……/// チュッ…』
そんなまーくんの様子を見た私は、恥ずかしさで心臓が破裂しそうになりながらも、彼の言う通りに唇をくっつけた
(わわっ!音鳴っちゃった…!はずかしぃ……///)
軽く触れるくらいだったのだが、リップ音が鳴ってしまい一人で恥ずかしさに悶えていた
あま「えへへっ!Aからのちゅー嬉しいなぁ〜!」
まーくんはそう言って嬉しそうにしていたが、「んでもさ……」と言葉を続けた
あま「なんでほっぺたなの?」
まーくんはそう言って、不満そうに私のことを見つめてくる
そう、まーくんの言う通り、私が触れたのは彼の頬なのだ
『だ、だって…!恥ずかしいんだもんっ…!!』
あま「えぇ〜、僕お口がよかったぁ〜…」
『そ、それは…もうちょっと時間ちょうだい…』
あま「むぅ…………。あっ、でもリップ音かわいかったよ?」
『それは言わないでっ!!///』
こうして、ドタバタした私たちの一日は今日も終わりを迎えたのでした
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なっち5088(プロフ) - 桃菜さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいし、楽しみです! (2019年12月14日 14時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃菜(プロフ) - なっち5088さん» リクエストありがとうございます!ドSのみなさんいいですね〜!誠心誠意書かせていただきます! (2019年12月14日 7時) (レス) id: 21d5e627ad (このIDを非表示/違反報告)
なっち5088(プロフ) - リク失礼します。内容が夢主が突然お城の姫になり、そこで仕えてた騎士たちが天月さん達だったというお話を書いていただきたいです。甘々ぐらいで、皆さんドSにしちゃってください。今まで出てきた人達を全員出して欲しいです。ご検討お願いします。 (2019年12月13日 9時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃菜 | 作成日時:2019年11月14日 1時