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軌跡の運命 ページ3
「「はあぁぁぁぁぁぁ・・・・っ！」」
「秘儀・スペルゼムリアル！」
「奥儀・太極輪！」
お互いの武器がぶつかり合い、高い金属音が鳴り響く。
二人とも肩で息をしながら、打ち合いを続ける。
「やるわね、A！」
「そっちこそ、エス姉！！」
棍と太刀が奏でる金属音は、聞いてて飽きない物だった。
「A、エステル。朝御飯ができたよ。」
「やったぁ！」
「はーおなか減った・・・」
改めて紹介しよう、太刀を持った女性がA・ブライト
棍を持った女性がエステル・ブライト
双剣を持った男性がヨシュア・ブライト
全員あの剣聖・カシウス・ブライトの子供たちだ。
「ひょふゅひゃ、ひょはわひ！(ヨシュア、おかわり！)」
「はいはい。」
「ねーヨシュ兄、なんでエステル語わかんのー？」
・・・うん、いたって普通の・・・いや、普通じゃない日常を送っているね、うん。
まあ、彼女たちの日々は一つの隙間によって変わるのだった―――
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作者名：アリカ・a・ブライト | 作成日時：2015年10月23日 19時
