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マネージャー事情V ページ14

「私が、ですか?」

「うん、お願いしちゃダメかな?」

「私よりも先輩の方が適任かと」

「ほら人数的にこっちの方が多いから負担かけられないなと思って」

「わかりました。咲口蕾、イッチー先輩の代わりを務めさせていただきます!!」

その時の茜と遠野の死んだ目は一生忘れないだろう


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

雅side

「え?2軍の人がご飯作ってくれるって?」

「そうなんスよ」

「さっき自販機の所で話していたら2軍の子が作ってくれると言ってくれてな」

もしかしてまどちゃん?
でも、学校では滅多にミィの妹だって公言しないはずなんだけどな

「のせっち?のせっち?大丈夫スか?」

「大丈夫ですよ、りょーくん」

まどちゃんに会えるなら嬉しいけど

そして朝になってミィは落ち込んだ
来たのがまどちゃんじゃなかったからだ
まどちゃん、会いたいよ
ミィの中のまどちゃん成分が足りない

「イッチー先輩の代わりに来ました。咲口蕾です」

ぺこりと一礼した
小さくて可愛い、それが第一印象
イッチー先輩って誰だろう?
その子どうしたのかな?
体調崩したのかな?
まぁいいや

そうして出来たご飯はとても美味しくて
女子として負けた気分になった

「ねぇねぇまどちんはー?」

「イッチー先輩なら2軍のご飯作ってますよ」

「へー、そーなんだ」

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

やっと最終日
思えば長いような短いような
今1番気になるのは
使い物にならないマネ2人
屍になっております
勿論てすが、茜と遠野です
なんだろ、恋煩いですかねー
恋、恐るべしε-(`・ω・´)フンッ

「一ノ瀬、茜らどうしたんだ?」

「恋煩いってやつですよ( -ω- `)フッ」

「( '-' )ノ)`-' )ぺし」

「何をするんですかっ」

「お前の顔ムカついた」

「酷くないですか?」

「仕方ないだろ」

「イッチー先輩、そろそろ片付けしますね」

「うん、手伝うよ」

「全員片付け開始」

「「( ˙-˙ )ウィッス」」


さァ片付けが終わりまして
送迎のバスに乗る前に人数確認ですね
( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄; アリャ?
マネ2人いねぇぞ?
Σ\(゚Д゚;)おいおいおいおいwww
笑えねぇよ

「先輩、マネ2人何処です?」

「いねぇな」

「探してきます」

「おぉ、頼んだ」

とりあえず宿の中を探して
体育館探して
調理室探して

いない……
どうするべきか

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作者名:傍観者M | 作成日時:2017年12月21日 22時

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