タイムスリップしたら女神って呼ばれたんだが、案外女神も楽しい【のび太の日本誕生】

78話 ０点のテストはそんな自信満々に握りしめるもんじゃありません。← ページ41

のび太「スゥ…スゥ…」

のび太の寝息が響く。

ペガがのび太を起こす。

のび太「んっ……」

そして辺りを見回すと、そこには自分がずっと探していた三体の動物たちの姿。

のび太「ペガ！グリ！ドラコ！」

目を輝かせ、三体の名前を呼べば元気に返事をする。

のび太「うわぁ…！みんな無事だったんだね！！」

のび太は三体に抱きつく。

のび太「もう会えないかと思った…！」

ドラコから飛び降りると、自分の状況を確認する。

のび太「そうだ…。雪の中で倒れて…はっ！もしかして、みんなが僕を助けてくれたの！？」

三体は元気に返事をする。

のび太「ありがとう…！ありがとうみんな…！！」

のび太は目に涙を浮かべながらもう一度三体に抱きつく。



のび太「ドラえもんたちはどこにいるんだろう…？常闇の宮は見つけたのかな？」

のび太はペガに乗りながら仲間を探す。

ふと、グリが何かを見つけたかのように下に降りていく。

のび太「グリ、なにか見つけたの？」

グリが自信満々に持ってきたのは、０点のテスト。

だからそんな自信満々に持ってくるものじゃないって…。←

のび太「これは…僕の答案用紙！てことは…ドラえもんはこの近くに！」

のび太ものび太で反省しなさい。…おっと失礼。本題とずれてしまったね。←

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