９９話 ページ16
仕立て屋
「靴、そこに脱いで上がってもらえますか？まず、サイズ測りますんで」
光「はい」
光は仕立て屋さんに試着室の所でサイズを測られていた
「海の人の服作るのも長らくぶりの事ですよ〜また行き来できるようになると、いいんですけどね〜」
光「そっすね…」
「ちょっと生地とってきますね」
そう言って、仕立て屋さんは浜中の制服生地を持ってきた
「昔に比べると、地上の学校も生徒が減ってるそうですね」
(これ浜中の…)
光「あの、それ…浜中の制服、じゃなくて…」
光とAは、あの時に浜中の制服を着たまなかを思い出して悲しそうな顔をした
「浜中じゃなく？」
光「あ、いえ！…浜中で大丈夫です…」
美「いえ！！波中で！波中の制服、作ってください！」
「え？波中ですか？波中は確か廃校に…」
美「でも…この人波中の人なんで！あの！Aさんも！！」
『美海ちゃん？』
「あぁ〜ちょっと待ってくださいね…」
仕立て屋さんは戸惑いながら波中の生地をとりに行った
光「お前なんで…？」
美「いいの！波中で！外で待ってる！」
美海ちゃんはそう言ってお店を出た、その後にさゆちゃんもお店を出た
「おまたせしました、サイズ測りますね」
『あ、すみません…私、浜中ので大丈夫なんで先に測ってもらっていいですか？』
「え？はい、わかりました」
『じゃあ、私は外出てるから光もちゃんと測ってもらうんだよ』
Aは仕立て屋さんに測ってもらうとお金を渡してお店をでた
さ「それとこれとは関係ないじゃん！」
美海ちゃんの怒った声がして前をみると美海ちゃんとさゆちゃんがケンカしていた
美「ある！何かさゆ感じ悪い！」
さ「感じ悪いのは美海じゃん！！」
そう言うとさゆちゃんは繋いでいた手を振り払った
さ「どうしてわざわざ買い物に呼ぶの！？2人で良かったじゃん！イチャイチャ見せびらかしたかった！？」
美「イチャ…そんなのしてない！」
さ「してる！自分はいいよね！好きな人…目覚めて…」
さゆちゃんは泣きそうになりながら言った
美「！！」
さ「美海ばっかり…良いこととか良いこととか…全部美海じゃん！！ずるいよ！あたし今日、いったい何しに来たの！？」
(さゆちゃん…もしかして…)
美「さゆのバカ！」
さ「美海のバカ！」
光がお店に出てきて、美海ちゃんとさゆちゃんはAと光に気づいた
美「…ごめん！先、帰る！」
そう言うと美海ちゃんは走って行ってしまった
さ「うわぁぁぁぁぁん！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» ありがとうございます！！本当に応援の言葉が励みになります(´;ω;｀)最終章までお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2020年12月8日 20時) (
レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - ヤバイ！展開が超気になります！これからどのような展開になるか考えただけでワクワクが止まりません！無理はせずに自分のペースで更新をしてください！！頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» わぁ！ありがとうございます(´;ω;｀)本当に嬉しいです！ (2020年12月6日 17時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 更新楽しみに待ってました！また一気に読んでしまいました！これからの展開がとても気になります！ (2020年12月5日 17時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - むあさん» 消しませんよ！完結までちゃんと書きます！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なずさ | 作成日時：2020年6月7日 21時
