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ページ17

私がそう言った直後…


後方からバイクのコールが聞こえてきて

不思議に思って振り返ると
特攻服を着た集団が私らに近付いて来た…





「オイオイオイ!マジか!?

特攻服を着て
原チャ転がしてるチビっ子がいんぞ!?」



「東京卍會? 聞いた事ねーな」



「どこのシマで流してんだ?ゴラぁ!

ガキのママゴトなら地元でやってろや!ハマに来んな」





舞亜冥土(マーメイド) 】とかいう…

地元の暴走族(チーム)だと思われる奴らは
ケラケラ と笑いながら話を続ける…





「ん?なぁ、コイツら女を連れてんぞ」



「結構可愛いじゃねぇか!」



「オイ!そこの女!
そんなガキ共といてもつまんねぇだろ?

オレらと一緒に遊ぼうぜぇ?」





私を見つけるなり、勝手に話を進めていく野郎共…


ガードパイプに腰をかけていた私は頬杖をついたまま、
奴らの話を無視して視線を外す…





貴『フン…』



ドラケン「えらく人気だな、A」



一「すっげーモテモテじゃん」



貴『はぁ?
こんなカス共に好かれたって嬉しくねーし』



「…随分と反抗的な態度だなァ。

そこのチビっ子が乗ってる原チャをブッ壊すついでに、
オレらに逆らえねぇよーに痛ぶってやろうかァ?」





そう言いながら…

奴らの1人が木製のバットを片手に
一歩ずつ私らに近づいてくる…





マイキー「Aとオレの “ 愛車(ホーク丸) ” に
指一本でも触れたら殺すよ?」



「…あ?」



マイキー「……」





睨みを利かせるマイキーの圧に負けたのか、
急に黙り込んで怖気付く男…





「…ま、え〜わ。

次にハマで流してんの見かけたら、
単車も全部燃やしちゃうかんな〜!」



「お勉強しとけ〜」





野郎共はそう言うと、
颯爽とこの場から去っていった…


去って行く野郎共を見ながら、
圭介が ポツリ と呟く…





場「どうするよ?やっちまう?」



一「いーね!
10人くらいなら瞬殺だろ?」



三「やめとけ。もう行っちまった」



パー「オレはバカだから どっちでもいーぞ」



ドラケン「…全部 原チャ乗ってるマイキーが悪い」



全「間違いねー!!」



マイキー「は?何それ?(ꐦ・᷅-・᷄)

つーか…
俺だけじゃねーし!Aも絡まれてたじゃん!」



貴『確かに絡まれはしたが、元の原因はお前だろ…
私を巻き込もうとすんなよ』





そんな会話をしながらも…

私らは海へ向かうため、
再び移動を開始したのだった…

・→←海へ



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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時

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