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私がそう言った直後…
後方からバイクのコールが聞こえてきて
不思議に思って振り返ると
特攻服を着た集団が私らに近付いて来た…
「オイオイオイ!マジか!?
特攻服を着て
原チャ転がしてるチビっ子がいんぞ!?」
「東京卍會? 聞いた事ねーな」
「どこのシマで流してんだ?ゴラぁ!
ガキのママゴトなら地元でやってろや!ハマに来んな」
【
地元の
ケラケラ と笑いながら話を続ける…
「ん?なぁ、コイツら女を連れてんぞ」
「結構可愛いじゃねぇか!」
「オイ!そこの女!
そんなガキ共といてもつまんねぇだろ?
オレらと一緒に遊ぼうぜぇ?」
私を見つけるなり、勝手に話を進めていく野郎共…
ガードパイプに腰をかけていた私は頬杖をついたまま、
奴らの話を無視して視線を外す…
貴『フン…』
ドラケン「えらく人気だな、A」
一「すっげーモテモテじゃん」
貴『はぁ?
こんなカス共に好かれたって嬉しくねーし』
「…随分と反抗的な態度だなァ。
そこのチビっ子が乗ってる原チャをブッ壊すついでに、
オレらに逆らえねぇよーに痛ぶってやろうかァ?」
そう言いながら…
奴らの1人が木製のバットを片手に
一歩ずつ私らに近づいてくる…
マイキー「Aとオレの “
指一本でも触れたら殺すよ?」
「…あ?」
マイキー「……」
睨みを利かせるマイキーの圧に負けたのか、
急に黙り込んで怖気付く男…
「…ま、え〜わ。
次にハマで流してんの見かけたら、
単車も全部燃やしちゃうかんな〜!」
「お勉強しとけ〜」
野郎共はそう言うと、
颯爽とこの場から去っていった…
去って行く野郎共を見ながら、
圭介が ポツリ と呟く…
場「どうするよ?やっちまう?」
一「いーね!
10人くらいなら瞬殺だろ?」
三「やめとけ。もう行っちまった」
パー「オレはバカだから どっちでもいーぞ」
ドラケン「…全部 原チャ乗ってるマイキーが悪い」
全「間違いねー!!」
マイキー「は?何それ?(ꐦ・᷅-・᷄)
つーか…
俺だけじゃねーし!Aも絡まれてたじゃん!」
貴『確かに絡まれはしたが、元の原因はお前だろ…
私を巻き込もうとすんなよ』
そんな会話をしながらも…
私らは海へ向かうため、
再び移動を開始したのだった…
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りんりん - 面白いです!! 続き待ってます! (2022年8月17日 2時) (レス) @page28 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございますm(*_ _)m…更新が遅くてすみません(--;)細かく書きすぎて中々話が纏まらず、ホントに申し訳ないです(._."ll)…チマチマと地道に頑張りますので、これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2022年2月17日 12時) (レス) id: c57912c848 (このIDを非表示/違反報告)
S - 初コメ失礼します!遅いですが、続編おめでとうございます!ゼニガメさんのペースで更新頑張ってください!応援してます! (2022年2月16日 19時) (レス) @page5 id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゼニガメ | 作成日時:2022年2月3日 4時