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もたれ掛かっているドアの後ろで大きな爆発音がした。
それと同時に、ドアに大きな衝撃がはしる。
『たいちょ・・・う・・・来ました。』
・・・おっせーよ。
「・・・・・倒しちまった。」
『・・・さすが・・・・・・隊長です。こんなに、爆弾を爆発させたのに・・・まだ敵が残っている私なんかとは全然違う。』
・・・外に敵が?
「A、ここ開けなせぇ・・・。俺も一緒に『ダメですよ。』」
『そんなボロボロな体で勝てないですよ。』
Aが立つ音がドア越しに聞こえて、急いで扉を開けようとする。
「A!!開けなせェ!!!」
『最後に言っておきますね。
私、隊長が大好きなんです。
貴方の・・・役に立ててましたか?』
「役に立ってた。立ってたから・・・・・死なねえでくだせェ。
・・・まだ、側にいてくだせェ・・・・・。A。」
Aの嗚咽が混ざる。
『立ててましたか・・・。嬉しいです。』
「開けろ!A!!」
『言ったじゃないですか。』
______死なせないって。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「総悟!!無事だったか!!!
Aちゃんは・・・」
沖田は動かなくなったAを持ち、膝から崩れる。
「俺は・・・・・なんで単純な言葉が出てかなかったんでィ・・・・・!!!」
______"好き"だって。
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よったん - 泣きいちゃいました。この作品大好きです。これからも頑張ってください! (2017年2月9日 18時) (レス) id: 82249795f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるまき | 作成日時:2017年2月6日 7時