初めてのご来店 ページ1
ある日の夕方。
私がバイトのシフトの時に2人の若い男性がカラオケ店へ入ってきた。
私には、普通のお客様のようにしか思えなかったがふっと、隣を見ると私と同じシフトの先輩が口元を覆って固まっていることに気づいた。
ん?
もしかして知り合いとか?
まぁ、どうでもいいや。
お客様という事には、変わりないし。
私がそう思って、普通にその2人の男性に普通に対応をしている間も先輩は、固まっていた。
本当にどうしたんだろ。
『あちらの曲がり角を右に曲がってもらってすぐ手前のお部屋です。13と大きく書いてあるので。ご注文などは、机に置いてあるタブレットで出来ますので。では、お楽しみください。』
そう言うと片方の天然パーマなのか寝癖なのか分からないがパーマの黒髪の眠そうそうな顔をしている方が「分かりました。ありがとうございます。」そう言うと2人で個室へ向かっていった。
そして、2人が個室へ入っていくのを見送った後先輩から肩を凄い勢いで叩かれた。
あの・・・良い感じに力強くって痛いです。
「ねぇねぇ!Aたら、何であんなに堂々としてられるの?!」
ん?
意味が分かりませんが。
私がそんなふうに思っていると先輩が小声で言い始めた。
「あの人たち多分今人気になってる、「歌い手」のまふまふさんとそらるさんよ?!」
ん?
まふ、まふ?
そら、る?
キラキラネームじゃねえか。
良いな。おい。
私は、名前を聞いてちょっとした嫉妬を頭の中でし始めた。
『何ですかそれ?』
私がそう聞くと先輩は、ため息を吐いた。
「はぁぁぁ?!Aって若いよね?!あのさ、家帰ってから見てみなよ。てか、見なよ!!」
と、半分飽きられて半分「お前は、年寄りか。」と言われているようで何か嫌だった。
-------------キリトリセン--------------
1話目と言うか始まりの物語ですね!
まだ後1話でこの始まりの物語が終わり本編へ行きます!
是非最後まで見ていただければ嬉しいです!
by.狐太
184人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐太(プロフ) - 桜絢音さん» コメントありがとうございます!!おすすめの作品のところから来てくれたんですね。本当に嬉しいです!これからも亀更新ですが頑張りますので! (2019年7月16日 21時) (レス) id: 1a65e5ba25 (このIDを非表示/違反報告)
桜絢音 - 初コメ失礼します!面白いです〜!おすすめ作品のところから来ました!これからも無理のない程度に更新頑張って下さい!応援してます! (2019年7月10日 18時) (レス) id: 3fcbdcb4e7 (このIDを非表示/違反報告)
狐太(プロフ) - 黒木彩さん» コメントありがとうございます!そして、お褒めの言葉ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ大丈夫ですよ!色々な小説を読んでいけば自然とかけていくようにもなりますよ!お互い頑張りましょう! (2019年6月25日 10時) (レス) id: 1a65e5ba25 (このIDを非表示/違反報告)
黒木彩(プロフ) - こんなにいい小説が書けて、凄いと思います!私にはこんなにいい小説は書けないなぁ。これからも更新頑張ってください!応援してます。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: 8f8e10816e (このIDを非表示/違反報告)
狐太(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます!応援ありがとうございます!完結まで見届けて下さるのですね!是非お願いします!((。´・ω・)。´_ _))ペコリ (2019年6月23日 20時) (レス) id: 1a65e5ba25 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ