私は野坂悠馬の姉２【アレスの天秤】 (ページ35)

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85話ページ35

夢主side

趙「お医者さんから聞きましたが、寿命が短いそうですねぇ」

『…はい』

趙「そんな明日奈さんに提案がありまーす！」

『？』

趙「実はですね＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」

『…なるほど。いいかもしれないな…』

趙「じゃあそういうことでお願いしますね～」

『わかりました』

ガラララ

影「明日奈体調はどうだ？」

『総帥ご迷惑おかけしてすみません。だいぶ良くなりました』

影「そうか」

趙「では今日は帰ってしっかり体を休めてくださいね」

『はい』

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〈車内〉

影「本当に大丈夫なのか？」

『はい。お仕事中だったんですよね、すいません』

影「いやいいんだ。お前は私のたった1人の娘だからな」

『！…ありがとう父さん』

影「明日は無理して学校にこなくてもいい」

『でもっそれじゃあ父さんや一郎太たちに迷惑がっ』

影「その辺は気にするな。お前の体調がまずは1番だ」

『！ありがとうございますっ！』

影「今日は帰ったらすぐに休め。何かあったら教えろ」

『はい』

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佐久間side

今日は珍しく明日奈さんが休みだった

総帥に聞いたところ今日は熱でお休みされているらしい

それで総帥の家に入る許可をもらった

つまり

佐「源田！明日奈さんのお見舞いに行くぞ！」

源「急にどうした？」

佐「総帥から今日明日奈さんが熱で休みということを聞いたからな！今からお見舞いに行こうと思うんだ！源田も一緒に行くだろう？」

源「そうだったのか！？よし今すぐ行こう」

風「お前たちどこに行くんだ？」

佐源「明日奈さんのお見舞いに！」

風「俺もついていく(即答)」

そんなこんなで3人で明日奈さんのお見舞いに行く事になった

で、総帥に言われてついた場所が…

佐源風「なんじゃこりゃー！」

豪邸だった

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夢主side

自室で寝ていた時、外から叫び声が聞こえた

窓の外をみると佐久間、源田、風丸の3人の姿があった

『(こんな時間になんだろう…？)』

ピンポーン

インターホンが押されたのでモニターがある部屋まで向かうと、そこには先ほどの3人の姿があった

『どうかしたか？』

佐《明日奈さん！大丈夫ですか！？》

源《熱が出たと聞きましたが…》

『？熱は出ていないが…』