【文スト】みんな前世前世聞いてるけど私まじで知らんのだが

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1番最初は芥川くんです 心配でしかない

ｱｸﾀｶﾞﾜ「…芥川だ」

………えっもう終わり???せめて名前ではあるけど名字だけですか?自己紹介したことないの?

「私の名前は〜」

あぁもう無視扱いなのね
あああ何て言おうどうしよう

ﾅｶｼﾞﾏ「…です、よろしくお願いします。」

エッッもう敦くん終わり?!?!私??
深呼吸をして、席を立つ

『中原Aです、好きな食べ物は…ごはんです。部活はまだ決まってません。よろしくお願いします』

言い終わるとまだらに拍手がなった
こ、怖かった…まじで

そこからは順調に終わり、教科書など配られて一日が終わった

『疲れた………』

ほんとに疲れた、ここまでキャラでるとは思わなかったのに
鞄を持ち、席を立つ
さっさと帰ろ、そう思いながらドアに向かう
しかし腕を誰かに掴まれてしまった

『えっ…と』

ﾅｶｼﾞﾏ「あ、あの…その、これから仲良くしてくれる？」

『…もちろん！』

ここで断れるやついる??えっ陽キャは普通に断れるの？こういうのって
陽キャ怖すぎぃ…やっぱり一生縁ないな、陽キャは

敦くんに手を振ってなるはやで玄関に向かう
これ以上キャラとは会いたくない
人混みをかき分けて歩く

『ひ、人多…』

やっと下駄箱に着き一安心する
お兄ちゃんと帰る約束してないけど帰り道わかんないから待つかー
そういえばスマホは…ゲッ、パスワードついてる
場面転換したときようになんとかしとけよ〜…

『…誕生日とか』

がちで開いててビビってる
用心しなさすぎ 変えとこー

LINEと、Twitterと、Instagramと…
開いてみてもアカウントを作っただけで何も手つかずだった
前世陰キャ、Instagram使い方わかんないです
陽キャっぽい感じの自己紹介を打つ

『えすじぇーけー…??』

調べれば調べるほど意味がわからない単語ばかりが出てくる
高校名を打ったりちまちまと進める

ﾁｭｳﾔ「ッ、またせた」

『お兄ちゃんおつかれ〜』

携帯をしまって二人で並んで帰る
今日起こったことをなんとなーく話す
もちろん芥川と敦くんのことは何も言ってません

他愛のない会話ばかりしてると家が見える
意外と学校近いのかー歩いて15分くらい？
家の中に入り、手を洗って部屋に戻る

『あーー疲れた、今日色んなことありすぎだろ…』

そのせいか、眠気が襲ってくる
寝るかーー、眠いし
ベットにダイブして目を閉じる
私はそのまま寝てしまった

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