数年後 ページ32
コンコン
貴「はーい」
ガチャ！
エレ「こんにちは！」
貴「3人とも早いね」
ミカ「できることお手伝いします」
貴「ありがとう、じゃあミカサは料理手伝って、アルミンはー…」
？「ギャーーー」
アル「僕はリナちゃんの面倒見てますね」
貴「ありがとう、助かる」
？「お母さん」
貴「リオ、どうしたの？」
リオ「今日はパーティーなんだよねっ！」
貴「そうよ、パパとママのお友達みんな来るの」
ーバンっー
…この音は…
ハ「やっほーー！！！！3人とも元気！？」
ミラ「団長ーー！！！！会いたかったです！」
貴「ハンジさん！ミラ！」
ミラ「えぇー…子供2人もいたんですかぁ…！」
貴「そう。上の子は4歳、リオ。下の子は生まれたばかりでリナ」
ミラ「かーわーいいーー！！リオくんは目がパパ寄りの黒目で髪が団長みたいにちょっと青くて、リナちゃんは髪が黒くてサラサラ、目が赤色！！…見事にミックスされてますねぇ〜！！」
貴「ふふっ。いっぱい遊んであげて？」
ミカ「兵長はどこに？」
貴「リヴァイはね…そろそろ帰ってくると思うんだけど」
リオ「あー！お父さん帰ってきたぁ！！」
貴「おかえり」
リ「あぁ。置いておくぞ」
貴「ありがと」
あれから数年、私達は兵舎を出て家を建てた。
子供も2人できて、幸せな毎日を送っている。
シエル領とマリア領は人々が自由に行き来できるようになった。
リオ「ねぇお母さん」
貴「なに？」
リオ「ここにいる人たち、お父さんもお母さんも、みんな世界を救った兵士さんなんだよね！」
ハ「そうだよ！」
リオ「僕もいつか、かっこいい兵士さんになってみんなを助ける！」
貴「うん…頑張ってね(ニコッ)」
エレ「よしっ！じゃあ今から俺達と勝負だ！」
リオ「きゃーーっ！」
私達の話は、次の世代、そのまた次へと語り継がれるだろう。
結果がこれでよかったかはわからない。けど、私達はこれからも人類のために尽くす。
きっと人類が壁から解放される日も、近いだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さき | 作成日時：2019年7月24日 11時
