幻王、今此処に再び舞い降りる《壱》 (ページ34)

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カルト「(ん？赤い帽子を被った少年？)」

アキノリ「あるいは、レッドヘッドからの対戦の申し込みを受けると・・・対戦中に、とんでもない事がおきるって言われてるんだ」

カルト「なぁ・・・」

アキノリ「どうした？」

カルト「俺、"其奴に襲われた事あるわ"」

ナツメ「えっ！？大丈夫だったの！？」

カルト「ああ。俺、CMでそのカードゲームのやつよく見るから・・・暇潰し程度に買ってなにが入ってるか確認してたんだが・・・」

アキノリ「その時にレッドヘッドが現れたのか？」

カルト「そうだ。それで対戦しないかて言われたが、俺はその時買ったばかりの初心者だったし・・・断ったんだ・・・そういやその時、なにか言ってたんだよな」

トウマ「なにかって？」

カルト「んーと・・・白い、犬・・・持ってない、お前・・・用無し・・・だったかな？」