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ー数十分後、アクアクリスタルのラウンジにてー
ー零華視点ー
危なかった。
零華「(もう少しであの子を殺すところだった)」
変に探られるのはめんどうだから速めに潰したいのは確かだけど・・・。
彼処で殺したら、一緒に居た私が真っ先に疑われるからなぁ・・・。
特に・・・。
零華「(白鳥任三郎・・・彼奴にな)」
ん?
零華「あれは・・・」
死体・・・。
しかもあの顔と服装・・・。
零華「(なるほど・・・とうの前に9は消えてたと・・・)」
目暮「あれ?此処じゃなかったかね?入口」
白鳥「そうだったと思いますが・・・」
戻って来たか・・・。
仕方ない、あの死体の存在を教えてやるか。
零華「あの、目暮さん」
目暮「どうしたんだね?零華君」
零華「あのガラスの外で死んでるのって旭さんではありませんか?」
目暮「なんだって!?」
小五郎「本当だ!旭さんだ!」
白鳥「にしても貴女、凄いですね」
零華「・・・なにがですか?」
白鳥「人の死体を見て驚きも、混乱もしてないんですから」
零華「・・・」
白鳥「まるで・・・死体なんて何回も見てきたかのような・・・」
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