検索窓
今日:2 hit、昨日:24 hit、合計:28,753 hit

短編3ー3 デート ページ11

Aside






まさかまさかで野坂くんが私が誘った遊園地に行ってくれることになった



嬉しい嘘みたい




明日だけは1番可愛くいたい



私はお風呂を済ませ、足をばたつかせ、ぬいぐるみをぎゅっとする



野坂くん、どういう格好してくるんだろう、何来ても似合うからな


A「は!」



なんの服着ていこう、どうしよう、どんな服好きなのかな


A「これかな、これかな・・・」


私は白い襟付きのワンピースにピンクの細いリボンがついた服を見る


A「・・・これにしよう」


私は明日の髪型を決めるために動画を見て、何回もほどいたり、縛ったりを繰り返した




ーーーーーー




デート当日



A「・・・・・・よし!」




私は昨日選んだ服と、ハーフアップ、ヒールの低いブーツで外へ出る



が、いつものように足が動かない



野坂くんと待ち合わせしてるのはここから2つ奥の駅前




ふーっと深呼吸をしたあと私はぎこちなく歩いた





ーーーーーー




野坂side



僕はAさんと待ち合わせしている駅につく



女の子と一緒に出かけたりなんて初めてだったりする



初めてがAさんで良かったなんて思ったりしている




待ち合わせの15分前、この時間は長いのか、短いのか、分からないがとにかく落ち着かない



A「お、お待たせ、野坂くん・・・!」

野坂「・・・Aさ・・・」


振り返るとそこにはいつもとは違う、僕の知らないAさんがいた


野坂「・・・」

A「野坂くん、か、かっこいいね、似合ってる・・・」



何を言ってるんだい


僕の前に立っている君は何倍も魅力的だった



野坂「・・・・・なんだか新鮮だね」

A「う、うん!///」

野坂「よく似合っているよ」


僕にもわかるくらいブァァッと赤くなるAさん



A「あ、ありがとう・・・」


だんだんと声を小さくしていうAさん



野坂「行こうか、Aさん」

A「は、はい!」

野坂「はは、緊張しなくていいよ」

A「・・・そんな・・・無理だよ・・・///」


野坂「・・・」



Aさんは僕を揺さぶるのが上手いな

短編3ー4 初めて→←短編3ー2 笑顔



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桃香 | 作成日時:2019年12月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。