コンプレックスの原因は兄【真白友也】 (ページ5)

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コンプレックス3 ページ5

渉「自分より高い目線から見下ろされた挙句、問い詰められ圧をかけられたら誰でも怖くなるものでしょう」
「「「日々樹さん、ごめんなさい」」」
皆んなが一斉に私に向き直って謝る。しかし、何も言えない
渉「A、私を無視するのは構いませんが、それを他人にしてはいけません。何度言ったら分かるんですか」
なんでアンタに説教されなきゃならないの！でも、アンタの言うことは正しいから今回だけ言うことを聞く
「私も、逃げたりしてごめんなさい」
そう言うと、皆んなは許してくれた。そして「さよなら」を言って別れた
？？「部長、さっき妹って言ってなかったか？」
？？「この子、変態仮面の妹なの？」
変態仮面、その言葉を聞いて思わず笑ってしまった
渉「ふふ、Aの笑顔、久しぶりに見ました☆」
？？「質問に答えろ！」
渉「まあまあ、そう焦らないでください。ゆっくり説明しますので。まずはそれぞれ自己紹介からと行きましょう！」
北斗「俺は氷鷹北斗。夢ノ咲学院の2年だ」
友也「俺は真白友也です。夢ノ咲学院の1年です」
『私は日々樹A。残念な事にコイツの妹。高校1年生です』
渉「Aは来週から夢ノ咲学院のプロデュース科に転校するのでもしかしたら友也くんと同じクラスになるかもしれませんね」
友也「えぇっ、そうなんですか！？楽しみです！…って、同い年だから敬語は要らないか」
北斗「さっきから気になってたんだが、部長とはあまり仲良くないのか？」
渉「勿論、大の仲良し…」
『じゃないです。私はコイツ大っ嫌いなので』
渉「私は大好きですよ」
あっそ
それから色々話してく内に2人と打ち解けた。その後、何故かアイツと北斗さんが話し込んだので友也くんが話しかけてきた
友也「もしかして、Aも変態仮面のように変な事したり…」
いつもなら嫌で嫌でたまらないはずの話題が嫌じゃない。その理由はきっと、興味津々で聞いてくるみんなとは違いなにかに怯えてるようだからかもしれない
『私はなんも出来ない。それで、さっきの様にみんなから虐められたり呆れられたりした。勝手に期待したのはあっちなのに』
友也「そっか。良かった…」
何故かホッとしてる友也くんを疑問に思いじっと見つめてると察したのか答えてくれた
友也「変態仮面、俺に女装させたりとかするだよ！しかも鳩使って俺を監視したり、突然上から降ってきたり…」