119話 ページ22
ケイトside
…………えっと…
ケイト「こ、声に出てた……？」
『はい、割りとバッチリ』
嘘でしょ待って今のは流石に駄目じゃん？？？
後輩相手になに言ってんの俺？？？
ケイト「うわ、はっず。今の忘れてマジで」
『やぁだ♡』
ケイト「わぁいい笑顔」
『だって折角のおねだりですし』
ねぇ俺が悪かったからやめてって、恥ずかしい
『望み全てを叶えるなんて神様みたいな真似しやしませんが、それくらいなら喜んで』
ケイト「……じゃあ…さ……また疲れたら、ここに来ていい？…皆の前でもは…流石に無理だから」
『勿論』ﾆｺｯ
分かってても、了承して貰えると安心するなぁ
優しくて、暖かくて、守られてるみたいで
ケイト「ありがと…あと、今夜の事は…誰にも言わないで」
『うーん、どうしよっかなー？』
ケイト「ちょ、そこは良いって言ってよ！」
『ふふ、冗談ですよ。誰かに言うだなんて勿体ない』
スルリと涙を拭われる
もうすっかり、心が軽くなってた
＊＊
泣いて赤くなった目をAちゃんが魔法で冷やしてくれて、寮に戻ってきた
帰りの景色は、行きよりもずっと楽しめたし、綺麗に見えた
ケイト「俺こんな堂々とルール違反したの初めて(笑)」
『バレてないから良いんです。それに楽しかったでしょう？ルール違反して行く夜の散歩』
ケイト「ん、楽しかった」
もう当たり前のように頭に乗せられた手に、甘えるようにすり寄る
この子には、甘えても大丈夫だ
『明日のパーティー、きっと凄く良いものになります』
ケイト「俺も、そんな気がする」
『やっとですねぇ』
Aちゃんのおかげなんだけどなぁ
…いいや、どうせ当たり前みたいにまた誰かを助けるんだろうから
ケイト「じゃあお休み、Aねぇちゃん」
『ふふふ(微笑)。うん、お休み、ケイト』
ﾁｭｯ
ケイト「…………今、すっごい自然におでこにキスしたね？」
『ふふ、可愛い弟に祝福を。＿＿＿＿良い夢見てね』
そう言って、Aちゃんは消えた
なぁにあれ、めっちゃ手慣れてるじゃん
思わず呆然としちゃったんだけど、ケーくん
わぁー、この感じさ、絶対無差別に爆撃して惚れられるよねぇ
様になってるし主導権握られるし
ていうか言い返す余地与えるつもりないよねぇ、あれ
＿＿ふふ、俺の新しい姉ちゃん、すっごいなぁ
あぁ、今日は本当に、よくねむれそう
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架藍 - リクいいですか？番外編で、リドル君達にいった時代の夢主ちゃんが現れたらとゆうものをお願いします(^_^) (ごめんなさい説明下手くそで…) (2020年10月27日 18時) (
レス) id: 7e47203457 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - めっちゃ話が変わるんですけど、次新作出すなら、文豪とアルケミストがいいです。あ、もちろんイケメンチート夢主ちゃんでお願いします！ (2020年10月8日 17時) (レス) id: 0b5d3da0f0 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - ありがとうございます！ (2020年10月4日 9時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
白火 - とても面白いです! 応援してます！ (2020年10月4日 8時) (レス) id: 497ce3a125 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - 輪廻さん» ちゃんと可愛いところもありますよー！(多分)← (2020年9月21日 18時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
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