今日はみんな、なんか変【朔間凛月】 (ページ6)

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第6話ページ6

凛月「ふあぁふ…もう日が沈むか…」

結局、屋上にちょうど陰ってる場所を見つけたのでそこで寝た
最近日が沈むのが早くなったから、そんなに眠りについてからは時間が経っていないだろう

ボーッと太陽が沈んでいくのを眺める
下をふと見ると部活をしている生徒や下校をしている生徒、噴水の中で浮いてる生徒など様々
いつもとあまり変わらない光景

でも今日はみんな、なんか変

もしかして俺はずっとここで寝ていて、さっきまでの出来事は全て夢だったのかもしれない
うん、そうだ
そういうことにしよう

ガチャ…

鳴上「あら、ここにいたのね凛月ちゃん」

凛月「ナッちゃん…どうしたの～」

鳴上「あんたを迎えに来たのよ」

凛月「え～、今日Knightsのレッスンあったっけ？」

鳴上「無いけど…とりあえず黙ってついてきなさい」

凛月「めんどくさい～」

いくらもうすぐ夜だからといって寝起きはあまり動きたく無い

鳴上「しょうがないわねぇ…じゃあっ」

凛月「うわっ…！何してんの…！」

鳴上「動く気がないなら無理矢理にでも連れてくわぁ。遅いと泉ちゃんに怒られそうだし」

凛月「それでも俵担ぎはいやだ～！ウェってなっちゃう～！」

鳴上「暴れないのぉ。アタシもこんなことしたくないのよ？か弱い乙女だし」

凛月「俵担ぎできるか弱い乙女は多分いな「凛月ちゃん、落とすわよ」それはいやだ」