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三人衆 ページ3

太宰「そんな事も有ったねぇ。」

『あー懐かし。』

中原「本当に時間掛からなかったよな、手前の訓練。」

あれから4年、現在16歳。

治は最年少幹部、中也は其の部下、私は拷.問係として働いている。

『治が幹部だもんねー。』

私はそう云い乍治の執務室を見廻す。

太宰「ねー。」

治も同様、自身の部屋を見廻す。

中原「仕事しねェのにな。」

中也は治宛の資料を整理していた。

中原「いい加減にしろよ!?」

太宰「何を。」

中原「仕事だよっ!しーごーとー!」

太宰「私は遣る事無いもの。中也が遣って呉れるから。」

『ちゅーややっさしー(棒)』

中原「手前等なァ…………」

わなわなと震える中也を無視して目の前の資料を手に取る。

『あ、新しい奴等?』

太宰「あぁ、部下が早急捕まえた奴だね。」

『マジかー何処の奴等?』

太宰「分かんない。」

笑顔で云う治に若干の殺意が湧く。

ダメだ、我慢我慢。

『じゃ、所属組織とボスの情報ってトコかなー?』

私が云うと治は「頼んだよ。」と云う。

中原「拷.問部屋に行くんだろ?序に頼めるか?」

『何を?』

中原「珈琲。」

なんで拷.問部屋から治の執務室までの間に自販機が有るんだろ。

パシリじゃん、其れ。

太宰「私はカフェオレ。」

『私はお茶かな?』

中也を見て云う。

中原「俺が頼んだンだけど?」

『判ったよ。珈琲とカフェオレね。』

私はそう云って執務室を出た。

拷.問Timeだよ→←双黒の子育て



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雪月うさ(プロフ) - sunijyさん» ありがとうございます 参考にさせていただきます(´∀`*) (2017年6月30日 1時) (レス) id: d0b8937e97 (このIDを非表示/違反報告)
sunijy(プロフ) - はじめまして!たった今いっき読みさせていただきました!内容はとてつもなくどストライクなんですが目がちょっとチカチカします。黒と赤の組み合わせは私も大好きですが目に優しい色にした方がいいと思います。厚手がましいことを申し訳ないです (2017年6月29日 14時) (レス) id: e02ca47e4d (このIDを非表示/違反報告)
雪月うさ(プロフ) - うさぎらっぱさん» ありがとうございます!ほんともうこの夢主ちゃん私の生き写しみたいなもんなんですよ(^ω^) (2017年5月14日 13時) (レス) id: 12cff303d6 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎらっぱ - ファァァァァ!と絵文字でお茶吹き出しました。最高。ショタも最高…(鼻血 (2017年5月13日 19時) (レス) id: c9d3db91be (このIDを非表示/違反報告)
雪月うさ@受験生のため更新遅いです(プロフ) - 黒九尾*さん» 返信できてなくてすみません!!満足いただけたら嬉しいです!もう途中から恋愛入りましたけど楽しかったです!ありがとうございます! (2017年2月25日 9時) (レス) id: 8211922cb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪月うさ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年8月4日 23時

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