検索窓
今日:4 hit、昨日:14 hit、合計:35,927 hit

19話 ページ19

元太「江戸っ子だぜ、二人ともー!!」


コナン「さすがヒデとナオキの黄金のツートップだ!」


興奮したコナンも拳を握りしめて喜ぶ
そこへ主審の笛が鳴った


野本《ここでホイッスル!スピリッツ同点に追いつき、前半終了です》


ハーフタイムになり、席を立った観客たちはぞろぞろとゲートへ向かった

コナンたちも飲み物を買おうとコンコースへ行くと、売店の前にはすでに人だかりができていた


歩美「すごい人だね」


光彦「売店はハーフタイムに集中しますからね」


元太「早くしねーと後半始まっちまうぞ」


歩美、光彦、元太はさっそく売店の列に並び、コナンと昴と灰原もあとに続いた

すると、昴のポケットの中で携帯がブーブーと震えた

携帯を取り出して画面を見ると、それはAからの着信だった
コナンと顔を見合わせ頷き合う


コナン「悪い……俺たちちょっとトイレ!」


二人は列から外れて駆け出し、人気のないところまで来ると携帯を開いた

すると、すでに留守電に切り替わっていて、Aの声が聞こえてくる


《赤井さん!小五郎さんの所に爆破予告の電話が来たの!でも暗号が解けなくて、時間がないの……!》


「「(何だって……!?)」」


コナンと顔を見合わせた昴は、チョーカー型変声期を切って電話をした


昴「Aっ、俺だ!」


《赤井さん……!》


電話の向こうからAの安堵する声が聞こえてくる


昴「暗号を教えてくれ!」


二人は柱の陰に隠れて座り込み、コナンが手帳を取り出した
Aが言う犯人の暗号をメモしていく


昴「……で、ヒントが《次は米花。ネクスト、ベイカ》だな」


《爆破予告は3時半なの。あと四十分しかないよ、赤井さん!》


「「(四十分……!?)」」


二人は短すぎる猶予時間に驚いて顔を見合わせた


昴「……わかった。少しだけ時間をくれ!」


携帯を切ると立ち上がり、コンコースを歩き出した
顎に手を当てて俯きながら犯人の暗号を口に出して繰り返す


コナン「青い少年と青いシマウマ……上からの雨。下から人が左の手でそんまま示すのは左の木……」


二人は足を止め、顔を上げた
青い少年と青いシマウマ__この言葉に何か思い当たる気がした

しかし、懸命に考えても答えが出ない


昴「クッソ!ここまで出かけてるんだが……」

20話→←18話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あお - コナンくんに2回パスしたんですか?状況が読めなかったです。 (2023年4月7日 22時) (レス) @page5 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 待に合うではなく、間に合うです。 (2023年4月7日 22時) (レス) @page2 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 犯人追跡ピンについて詳細求めます。コナンが身に付けているとありますが、ピンについては昴さんが使っている記述がありましたので違うのでは。 (2023年4月7日 21時) (レス) @page1 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2022年4月30日 8時) (レス) id: 7b9ba0e34a (このIDを非表示/違反報告)
聖音 - 続きが気になります!もう更新はなさらないんですか?更新してくださると嬉しいです!更新頑張ってください! (2020年3月30日 18時) (レス) id: 9b59f9adc2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Sorimachi | 作成日時:2018年1月7日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。