４６話 ページ46
弟子たちが赤井を追うと、服部が「待たんかい!」と手を広げて立ちはだかる
服部「おまえらの相手はオレじゃ!!」
服部は向かってきた弟子たちの刀を次々とはじき返し、和葉は平次の後ろに回った
服部「和葉！赤井さんに会うたこと誰にも言うなよ!あの姉ちゃんにもな!」
和葉「え？Aちゃんにも？何で!?」
服部「何でもや！」
刀を構えなおした服部は目を細め、小さくつぶやいた
服部「どうせ会われへんのや、知らん方がええ……」
Aは玉龍寺に続く鞍馬山の山道を走っていた
うっそうと茂る木々の間に作られた道に明かりはなく、月も雲に隠れてしまっている
ほとんど真っ暗な道を、足元に注意しながらAは走り続けた
「おい、おったか!?」
突然、前方から声がして、Aは立ち止まった
「まだや!」
「よう捜せ!!」
そのただならぬ雰囲気に、Aは思わず木の陰に隠れる
『何……？』
と木の陰から顔を出してのぞこうとすると＿＿突然、背後から口をふさがれた
とっさにAが拳を握る
「シッ、静かにしろ！ジッとしてろ」
その聞き覚えのある声に、Aは目を見張った
『(……まさか……)』
Aが拳を緩めると、般若の面をつけた男たちが山道を走って通り過ぎていった
押さえられていた腕が解かれ、A人影を振り返った
すると、雲に隠れていた月が顔を出し、森の中がうっすらと明るくなっていく＿＿＿
その顔が月明かりに照らされたとたん、Aは嬉しそうに目を見開いた
『赤井さん!?』
目の前に現れたのは、まぎれもなく赤井だった
木に寄りかかり、優しく微笑む
赤井「同じ顔だな。あのときと……」
『え？』
赤井の顔をのぞき込んだAは、その顔から汗が噴き出ているのに気づいた
『どうしたの？汗びっしょりだよ！』
ポケットからハンカチを取り出して赤井の汗を拭き、『それに』と山道をチラリと見る
『何なの、さっきの人たち』
近くの茂みに隠れていたコナンが腕時計の照準器を立て、Aの首筋に向けて麻酔銃を撃った
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マナ - Sorimachiさん» 作品ポイントはありますか？参考しようと考えています･･･ (2021年4月26日 22時) (
レス) id: 322163da4b (このIDを非表示/違反報告)
フラ - 作品を参考にする事ついて質問なんですが、作品参考していいですか？？ (2020年9月16日 22時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)
rin31gakukoko(プロフ) - 続きがきになります。更新頑張って下さた (2018年2月16日 7時) (レス) id: 9821ad2672 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2018年2月15日 23時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
りえちん(プロフ) - 続きが気になります。更新楽しみにしてます。 (2018年1月29日 0時) (レス) id: a57a650362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sorimachi
| 作成日時：2018年1月7日 20時
