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9話 ページ10

《第一のヒントだ、一度しか言わないからよく聞いてくれ》


いきなり本題に入った
コナンはすかさずポケットから手帳と筆記用具を取り出した


《T、A、K、A、三マイナス八だ》


小五郎と昴はコナンが書き出した文字を見て、小五郎がモニター画面を振り返った


小五郎「何のことだ!もう一度言ってくれ!」


《一度だけと言ったはずだ___タイムリミットまであと十二時間》


そのとき、壁にかけられた振り子時計がボーン…と鳴りはじめた
時計の針は十時ジャストを指している


《さあ、謎を解決してもらおうか、私のため……そして、子どもたちのためにね》


依頼人が不適な笑みを浮かべ、モニター画面が切れた


小五郎「くそ……っ!」


照明が明るくなり、高田が「毛利さん、これをどうぞ」と携帯電話を持ってきた


高田「依頼人とのホットラインです、と言っても、あなたたちから依頼人にかけることはできませんよ、依頼人からの指示を受けるだけです、事件が解決できましたら、この携帯に入っている私の番号へかけた後、こちらへお戻りください、じっくりその真相をお伺いいたします」


コナンと昴は話を聞きながら、高田の顔をじっと見つめた

小五郎が怒鳴っても胸ぐらをつかんでも、高田はその丁寧な口調と物腰柔らかな態度を決して崩さない

それがかえって不気味に思えると同時に、何を聞いても無駄だと思った


小五郎「くっ!」


小五郎はひったくるように携帯電話を受け取ると、コナンと昴と一緒に部屋を飛び出した


小五郎とコナンと昴を乗せたバンはレッドキャッスルの敷地を飛び出し、猛然と走り出しだ


小五郎「くそっ!何なんだ、この渋滞は!」


小五郎は運転席の窓から身を乗り出し、一向に動かない車に向かって叫んだ


小五郎「娘達の命がかかってるんだ!早く動け!」


苛立つ小五郎と手帳を見て悩んでいるコナンの後部座席で昴はスマホコナンは探偵バッチで灰原とAに事情を説明していた


コナン/昴「だから絶対に蘭/Aをミラクルランドから外に出すな!エリア外へ出ればIDが爆発してしまう!もちろん、スーパースネークもアウト!あのジェットコースターは、途中で海へ大きく飛び出すのが売りなんだからな!___おい、聞いてんのか灰原/A!」


哀「ええ、わかったわ」


『わかったわよ』

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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか? (2023年4月6日 4時) (レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月3日 22時

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