41話 ページ42
新一と赤井の名前が出てきて、服部が思わずコナンと昴を見る
昴「あぁ……やっと会えましたね。ファー・イースト・オフィス社長……」
コナン「伊東末彦さん」
昴はチョーカー型変声期を切り、コナンは蝶ネクタイ変声期でその名前を呼んだ
すると、依頼人___伊東は満足そうに微笑んだ
伊東「さすがだ……やはり、君たちを組ませたのは正解だったようだ」
服部「やっぱりそうやったんな」
伊東「こんな格好で失礼……体が不自由なモンでね」
伊東はそう言うと、まとった赤いガウンに触れた
サングラスをかけたその顔はげっそりとやせ、無精ひげが生えている
部室で見た集合写真の伊東とは別人のようだった
コナン「埠頭の事故ですね」
コナンが言うと、伊東は「ああ」とうなずいた
伊東「体が元通りにはならないとわかったから……ここへ入った。裏の資産も知り合いに頼んで投資していたからね。ミラクルランドもそのひとつさ」
昴「その知り合いと言うのは、深山総一郎さんですか?」
昴の言葉に、伊東は感嘆の声を上げた
伊東「素晴らしい……そこまでわかっていたのか……」
服部「報告してええか?時間あらへん」
服部が言うと、伊東はフッと微笑んだ
伊東「真実を……つかんでくれたかい……?」
コナン/昴「えぇ」
2人が答える
伊東「私はもう長くはない。だから、真実を暴いてくれる探偵が必要だったんだ。頭脳だけではなく、タフな本当の名探偵がな____さあ、言ってくれ。君たちがつかんだ真実を」
冷めた表情で聞いていた服部とコナンが口を開く
服部「四月四日、ファー・イースト・オフィスにいてた西尾正治氏を……」
コナン「向かいのビルのトイレから射殺した犯人の名は……」
そして昴が犯人の名を口にした
昴「清水麗子!」
伊東「___!!」
伊東がハッと息を飲む
コナン「彼女は西尾さん殺害の罪をあなたに被せ……」
服部「事故に見せかけてアンタまでを殺害しようとしたんや」
コナンと服部の報告に、伊東は「嘘だ!」と電動車椅子のひじ掛けを強く叩いた
伊東「私がトイレから西尾を撃ったんだ!!おまえたちも警察と一緒なのか!無能なのか!?」
怒鳴った伊東が、苦しげにうめく
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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか? (2023年4月6日 4時) (レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月3日 22時