４０話 ページ41
その背後には昴が無表情で拳を握っていた
昴が小五郎の溝落ちを思い切り殴ったのだ
昴「すみません。毛利さん」
すると突然、モニターが真っ暗になった
高田が倒れたはずみに、持っていたリモコンのボタンが押されてしまったのだ
コナン「マズイ！モニターが切れた！」
コナンは慌てて眠ってしまった高田の手からリモコンを奪い取り、ボタンを押してみた
しかしボタンはいくつもあり、いろいろ押してみたがモニターはつかない
コナン「クソッ、どのボタンなんだ」
焦ったコナンが次々にボタンを押していく
すると昴が中央の赤いボタンを押すと＿＿＿モニターの横の作りつけの本棚がゴゴゴ…と音を立てて動いた
コナン「な、なんだあれ……」
本棚の奥に通路を見つけたコナンが目を丸くする
服部「もしかして……依頼人がいてるんかも」
コナン「何？」
服部「さっき、この高田っちゅう男に電話したとき、後ろで聞こえたんや。依頼人の後ろから聞こえとったんと同じノイズがな」
昴「なるほどな……」
コナンと昴は本棚の奥に隠された通路を見つめた
服部「時間がない。行くで」
「「あぁ/えぇ」」
左足の痛みに顔をゆがめながらコナンが立ちあがると、平次は本棚の近くにあった西洋甲冑から槍と盾を盗った
盾をコナンに渡し、通路の前に立つ
服部「昴さんは……いらんよな？」
昴「その間はなんですか。まぁ、いりませんけど。」
服部「せやな。にしても、えらい暗いな……」
通路に明かりはなく、奥は真っ暗で何も見えない
コナン「早く行こう」
IDの時計は午後九時二十八分
コナンは甲冑の盾を松葉杖代わりにして、奥へと進んでいった
通路の奥にあった扉を開けると、さらに通路が続いていた
こちらには壁の両側に照明がついていて、その先に小さな部屋があった
明かりのないその部屋には、壁一面に大小さまざまなモニターが取りつけられていて、その光が中央に置かれた電動車椅子に注がれていた
モニターにはミラクルランドの見取り図が映し出され、椅子の前に置かれたノートパソコンの画面には三つの光点が点滅し、赤井と新一、服部の顔写真が表示されている
「ようこそ……赤井秀一君。工藤新一君。服部平次君。」
電動車椅子に座った依頼人は、コナンたちに背をむけたまま話しかけた
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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか？ (2023年4月6日 4時) (
レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sorimachi
| 作成日時：2017年10月3日 22時
