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33話 ページ34

重いまぶたを開けると、服部の肩ごしに流れる中華街の景色が見えて、運転席には阿笠博士の姿があった


コナン「博士……」


コナンがバックシートから体を起こそうとした瞬間__左足に激痛が走り、ウッと顔をゆがめた


博士「無理しちゃいかん。一応添え木はしてあるが、骨にヒビが入ったかもしれんからのォ」


阿笠博士に言われて、コナンは鉄橋から落ちたときに橋げたに左足を打ちつけたことを思い出した


コナン「赤井さん、服部……2人がオレを……?」


昴「いや、白馬っていう探偵だ。阿笠博士が白馬に呼ばれてきてみたら、傷だらけのボウヤを抱えていたらしい。で、阿笠博士に呼ばれて俺らが合流したわけだ」


コナン「白馬が……」


コナンは川に落ちていくときのことを思い浮かべた


服部「ああ。アイツは調べることがあるゆうて、オレらが来る前にどっかに行ってしもたらしいけどなぁ」


あのとき、橋げたに足を打ちつけたショックで気を失ってしまったが、川に落ちる直前に何かが体を抱えてくれたような気がした

あれは……するとコナンはハッと何かに気づいたように前乗りになる


コナン「今、何時だ?あれからどれくらい経った!?」


昴「二時間経って、夜の8時30分だ」


服部「残り1時間30分やな。一応、レッドキャッスルに向かってるんやけど……」


コナン「わかったのか!?西尾さんを殺害した犯人が……」


昴は「いや……」と首を横に振った


昴「向かっているだけだ。じっとしてても仕方ないしな」


コナンが肩を落とすと、服部は「そや」とバックシートから体を起こした


服部「おまえが寝てる間に大滝はんから電話があってな。いろんなことがわかったで。西尾の射殺事件にはオマケがあったっちゅうことがな」


コナン「えっ?」


服部と昴はコナンを見て微笑んだ


服部「西尾が狙撃された夜、一台の車が埠頭のコンテナヤードで横転し、大破したんや。運転してたんは伊東末彦。生きてたんが奇跡やて言われたほどの大ケガで、一ヶ月の間、集中治療室から出られへんかったそうや。」


昴「事故を起こした車を警察が調べたら、油圧計のパイプに細工がしてあって、オマケにトランクからサイレンサー付きのライフルが出てきたわけだ。指紋は拭き取ってあったが、西尾さんの殺害に使われたライフルに間違いないっていうことがわかった」

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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか? (2023年4月6日 4時) (レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月3日 22時

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