２６話 ページ27
途方にくれた服部は、持っていた携帯電話で頭をかいた
コナンたちがこれから先のことを考えあぐねていると、男女の部員が入ってきた
「あれ、君たち。何か用かい？」
服部「いやぁ、俺たちはその＿＿＿」
服部が口ごもっていると、
白馬「来年、この大学を受験するつもりなので、ちょっと見学を」
探が助け舟を出した
「へぇ」
「じゃあ入学したらぜひウチのクラブに入ってね」
白馬「ええ、もちろん」
平然と嘘をつく探を服部とコナン、昴は横目でチラッと見る
昴は「すみません」と声をかけた
昴「あそこに並べてある写真、何ですか？」
女子部員は昴が指さす写真を見た
「ああ、左から歴代の部長の写真よ」
コナン「じゃあ何で三代目の部長さんの写真を外しちゃったの？」
「え？」
男女の部員は驚いて声を上げ、顔を見合わせた
コナン「だってほら、一番最後の写真の横に留め金具がついてるし、三番目の横からちょっとずつ日焼けしてない壁が見えてるじゃない？」
昴「これって何かの理由で三番目の部長さんの写真が外されて、後の写真を順番にずらしてかけたってことですよね。違いますか？」
コナンと昴推理に、女子部員が困ったように男子部員を見る
「除名処分になったんだ、三代目の伊東さんは」
男子部員が言うと、探は「ああ……」とあごに手を当てた
白馬「確か、伊東次郎さんでしたっけ」
「いや、伊東末彦さんだけど……知ってるの？」
白馬「ええ、まあ。確か……この人ですよね」
探は掲示板に貼られていた古そうな集合写真を選び、その中の中心にいる長髪の男性を指差した
黒いシャツを胸まで開けて金のネックレスをのぞかせた、派手な男だ
「違うわ、この人よ」
女子部員は長髪の男の隣にいた理知的な男性を指差した
白馬「ああ、そうでしたか。どうやらボクの知っている伊東さんとは別人のようです」
探は慌てることなく、爽やかな笑顔で返した
服部「役者やのぉ……」
服部が小声でつぶやき、コナンと昴もニヤリとした
大学の校庭で平次が大滝に電話をしている間、探も離れてどこかで電話をしていた
電話を切ると、メモをした手帳を片手に歩み寄ってきた
白馬「どう、学食で食事でもしないかい？血糖値が下がるとどうにも頭の回転が……」
服部「アホ、そんな暇あるかい」
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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか？ (2023年4月6日 4時) (
レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sorimachi
| 作成日時：2017年10月3日 22時
