21話 ページ22
コナン「人生で最良の日に変えたらね」
服部「ほな」
昴「それじゃあ」
服部と昴も微笑みながら手を振り、歩き出した
横断歩道を渡り終えた三人の背後で車が急停車したかと思うと、人影が車から飛び出し、いきなりコナンの胸ぐらをつかんだ
昴は車が急停車した時に嫌な予感がし、コナンから離れていた
小五郎「勝手にチョロチョロ動き回るな!捜したぞ!!昴さんもだ!」
それは小五郎だった
締め上げられたコナンは顔をゆがめる
コナン「く、苦しい……」
昴「毛利さん、ちょっとやりすぎでは……」
服部「まぁまぁ。喧嘩してる場合とちゃうやろ」
昴に続いて平次がなだめると、小五郎は「あ?」と眉をしかめた
小五郎「何で大阪の色黒ボウズがここにいるんだよ!」
服部「あんたと同じ理由やろ」
平次の手首のIDを見た小五郎は驚く
すると、
目暮「毛利君」
車から目暮と白鳥、そして重悟が降りてきた
小五郎はコナンの胸ぐらから手を離し、「依頼人からの携帯を返せ」と小声で言った
コナンが携帯電話を渡すと、目暮が厳しい目つきで小五郎を見た
目暮「そろそろ本当のことを話してくれんか」
小五郎「いやぁ、本当のことと言われましても……」
重悟「探偵が動くには限度があんだろ。さっさとオレたちに任せた方がいいんじゃねえのか?」
重悟の言葉はもっともだった
困った小五郎が黙っていると___持っていた携帯が鳴った___依頼人からだ!
小五郎「毛利だ」
《今度は毛利探偵ですか》
コナンと昴が電話に出たことを知らない小五郎は「?」と眉をひそめた
《まあいい。今、馬車道ですね》
小五郎「そうだ」
《駄目だな、警察と仲良くしてちゃ》
小五郎「!!貴様、監視してるのか!?」
小五郎は驚いて周囲を見回した
聞き耳を立てていたコナンと昴も素早く辺りを見る
「「(あれか!?)」」
コナンと昴は街路にかかったアーチに取り付けられている小型監視カメラを見つけた
《約束を破る気ですか?毛利さん》
小五郎「そんなことはない!これは不可抗力だ!」
目暮「毛利君。一体誰と話してるんだ?」
小五郎の会話を聞いていた目暮がたずねると___近くのハンバーガーショップの前に置かれていた等身大のキャラクター人形が目をカッと見開いた
《バーカ、バーカ。無能な警察は消えろ》
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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか? (2023年4月6日 4時) (レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月3日 22時