１１話 ページ12
コナンと小五郎が後部座席の昴を振り返った
昴「この辺りは、再開発で最近、町名が変わったのでは？」
小五郎,コナン「あ、ああ！」
そこへ自転車に乗った警官が通りかかり、コナンと小五郎はバンを飛び出した
昴は窓を開け、重ねた腕に顎を乗せそこから話を聞く
警官「高島町三の八の五か……」
コナンにたずねられた警官は自転車を歩道の脇に停めた
小五郎「この辺、再開発で町名が変わったんでしょうか？」
警官「みなとみらいになっちゃったからねぇ。三丁目はあったよ、地図あるかい？」
コナンは「はい」と持っていた地図を警官に差し出した
警官から場所を聞いた小五郎はバンを走らせた
ランドマークタワーを背にして走っていたバンは路地を曲がり、古いホテルの敷地内へ入っていった
そのホテルは廃墟になっていて、塀はペンキで落書きされ、庭も荒れ放題になっている
バンを降りた昴とコナンと小五郎は、目の前に不気味に立つホテルを見上げた
正面玄関の上に掲げられたホテル名は、すでにいくつかの文字が取れて判読できない
小五郎「しかし……この場所が本当に何かの事件に関係があんのかぁ？」
コナン「関係あると思うしかないんじゃない」
玄関に続く階段を上がり、重厚な扉を開けると、差し込んだ外の光に埃が舞い上がった
小五郎が持っていた懐中電灯で照らす
吹き抜けになったロビーの真ん中にはシャンデリが落ちていて、破片が散乱していた
右手には二階へと続く階段があり、吹き抜けを囲むように通路が設置されている
小五郎「つーか、おめえらみたいな小学生とただの大学院生のガキを何でわざわざ一緒に……」
昴「毛利さんだけじゃ頼りないと思ったからじゃないですか？」
小五郎「何……あ痛てて！」
小五郎はロビーの床に散乱していたシャンデリアの破片を踏み、慌てて足を上げた
その間抜けな姿にコナンと昴は苦笑いしたが、すぐに険しい表情になった
コナン/昴「(確かにおかしい……何でオレたちだけをおっちゃん/毛利さんと一緒に行動させたんだ、一体どうして……)」
そのとき、奥の扉がギィ…と音を立てながら開いた
小五郎が「ヒーッ!」と悲鳴を上げてコナンと昴の後ろに回る
小五郎「だ、誰だ!?」
扉から出てきたのは＿＿＿ホームレスの男だった
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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか？ (2023年4月6日 4時) (
レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sorimachi
| 作成日時：2017年10月3日 22時
