１０話 ページ11
灰原とAはミラクルランドの敷地内で、昴とコナンの説明を冷静に聞いていた
哀「今夜十時までにその事件を解かないと、あなたも私もこっぱみじんになるってわけね……面白いじゃない」
『そうね、意外と面白い事件じゃない』
コナン《お、面白いってお前なぁ！》
昴《面白いって、Aさん！》
昴とコナンのあきれた声が聞こえてきたと同時に、先を歩いていた元太と光彦が「おい灰原！」「Aさん！」と呼んだ
「何してんだよ、早く来いよ！」「早く来てください！」
「『じゃあ預けたわよ、私たちの命名探偵/大学院生さん』」
灰原は探偵バッジをポケットにしまうと、元太たちに走り寄った
しばらくすると車が徐々に動き出し、渋滞を抜けたバンはスピードを出して前を走る車をどんどん追い越していった
小五郎「しかしわからねぇ、何なんだ《TAKA三−八》って」
小五郎が首をひねる横で、コナンは手帳に書き留めた《TAKA三−八》の文字を見つめた
すると後部座席から身を乗り出して手帳をのぞいていた昴が「！」と気づく
昴「これ、三の八とも読めますよね」
小五郎「あ？じゃあ、TAKAは町名か!?」
昴「えぇ、それに……」
昴はコナンに頼んでダッシュボードから道路地図を取り出してもらい二人に見せるように広げ、横浜の町名一覧を見た
昴「三引く八はマイナス五、イコールを外せば、三−八−五になる」
コナン「あった！高島町！」
小五郎「高島町三丁目ってことか！」
小五郎はニヤリと笑うと、ハンドルを切って曲がり、高島町へ向かった
コナンが再び地図に目を移す
コナン「(……！)」
高島町の地図を見たコナンの表情が険しくなった
やがて高島町に着き、小五郎はバンを道路脇に停めて周囲をキョロキョロと見回した
小五郎「おい、三丁目はどっちだ」
コナン「ないんだ」
コナンは地図から顔を上げた
小五郎/昴「あぁ/はぃ!?」
コナン「ないんだよ、高島町三丁目が」
小五郎「何だと!?＿＿＿貸せ！」
小五郎は地図をひったくって食い入るように見た
しかしコナンが言うとおり、高島町は二丁目までしかなく、三丁目はどこにも存在しなかった
小五郎「くそぉ……また一から考え直しかぁ……」
地図を広げたままハンドルにもたれかかると、昴は「そうではないかも」と言った
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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか？ (2023年4月6日 4時) (
レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sorimachi
| 作成日時：2017年10月3日 22時
