小湊さんが好きすぎる。【御幸一也】

好き×7 ページ7

「･･･///」


ざわ･･･
　 ざわ･･･←


何かあったんだな･･･って感じの視線をかなり感じる･･･


兄貴に(仕方なく)報告後、2時間連続でサボるわけにもいかず･･･。




「A･･･なんだ、その･･･お疲れさん」

もっちに生暖かい言葉を掛けられて、

「ありがと･･･」


小湊A、教室に戻って参りました。




『小湊さんと御幸君、何してたのかな』

『御幸君好きだったのにー･･･!』


『やっぱヤったのかな?』

『うわw』


ざわざわ、ひそひそ。

男子も女子もこっちをチラチラ見てくる。


御幸を好きだった女の子、ごめんなさい･･･!

きっと彼は今ごろピンクのニコニコ大王にボコされてます･･･っ



『小湊さんって･･･』




･･･はあ。

なんか･･･キツい。

特に女子の目が。

いじめられちゃったりするんだろうか。


「やだなぁ･･･」

「大丈夫だって、んな心配すんなよ

　周りが騒ぎすぎなだけだっつーの」

「もっち･･･」


はあぁ。

もっちがフォローしてくれるも、心の溜め息は消えず。


いつも私のクラスに来てくれる友達も今は来ない。

嫌われたのかなぁ･･･?


はああぁぁ･･･

御幸が帰って来てなくて良かった。

好き×8→←好き×6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す