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きゅー ページ10

『せんせー!生徒が倒れてました!』

「またこの子かー、適当に寝かせといて。」

『はい!!』


どうやらこの生徒は保健室の常連のようだ。


「できたらこの子が起きるまで見ててくれませんか?私は仕事があって。」

『りょーかいです、まかせてください。』


じーっと観察する、角が片方だけ短いのがチャームポイントのようだ。

するとピクリと動いた。


「んー、」

『大丈夫かー?』

「ここはどこ?」

『保健室だよ、私が君を運んだんだよ。』

「なるほど、ホンマにありがとな〜。」


彼自身も慣れてるんだな、


『落ち着くまで保健室にいな、えーと、』

「アミィ・キリヲ言います、よろしゅう。」

『そうか、私はAだよ、次は気をつけなよ。』

「おん、ありがとうAちゃん。」



保健室から出る、まじでびっくりしたぁー。

さて、暇だし先輩にちょっかい出しに行きますか。




『ジンせんぱーい、はっけーん。』

「どした?」

『仕事終わってひまー。』

「そっかーそれよりちょっといい?」

『なんすか?』

「何でジンって呼ぶの?エイトでよくない?」

『えっ、イフリートだと長いしジンの方が短くて楽だからです。』

「エイトの方が先輩は嬉しいなー。」

『もうこっちの方が定着したから今更変えるのめんどいでーす。』

「ダリ先生はダーリンって呼ぶのに?狡い、僕も名前で呼んでよ。」

『えー。』
 

渋るとムスッとする先輩、別にどっちでもいいじゃん。


「分かった、僕だって作戦があるから、覚悟しててね、A。」

『えっ何するんですか、』


それだけ言うと行ってしまった、何なんだ。

面白そうだし受けて立とう。




この時私は知らなかった、このあとめんどくさいことになるとは。




『ジン先輩おはよーござまーす。』

「………」



そう、無視だ、なんて幼稚なんだろう、この人案外子供っぽいのだ。

だいたい二日くらいは続いてる。



「ねぇ、エイト何か反応しないけど大丈夫?」

『安心してくださいツムツム先生、これは勝負です。』

「ツムルね、エイト最近Aちゃんの事ばっかりだよ。」

『愛されてますねー、』

「君のことだよ、俺も意外と気に入ってるんだよ、困ったことあったらいつでも俺に聞きな。」



頭をポンッと撫でられどこかへ行ってしまった、ツムツム先生とはよくアクドルの話をする。

何ですかそれ、と聞いたら熱弁された、彼曰く私は才能があるらしい。

じゅー→←はーち



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ルウ(プロフ) - 天音さん最高ですよこの作品!(´✪.✪`)キラキラ (10月9日 0時) (レス) @page14 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天音 | 作成日時:2023年9月18日 22時

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