さーん ページ4
朝になり起きる、夢じゃないんだと実感させられる。
髪を軽く結び服を着る。
あのあと契約書を書かされそのままボスの家に一晩泊まらせていただいている。
「A様おはようございます。」
『おはよーございます、オペラさん。』
でたな有能執事。
「おはよー、Aちゃん!」
『おはよーございます、ボス。』
「うんうん、それより服はそれでいいの?」
『スカートとか嫌ですよ私。』
事前にバビルスの制服を見た、さすがにセーラー服は嫌だ。
動きにくいし。
「じゃあこれ着な!入間くんの制服の候補で買ったんだけどAちゃんにあげる!」
『あざーす。』
自室に戻りまた着替え直す、案外着心地がいいし動きやすい。
『どーですか?』
「いいね!それ教師服とデザインが似てるんだよねー。」
『あのーボス?あの服は置いといてもらえませんか、』
「いいけど、人間の匂いがするから洗っておくね!」
多分総悟達と一緒にいるから匂いが染み付いちゃったんだな。
私人間じゃないし、話していると奥から男の子が現れた、多分あれが入間くんだな。
「えっと、おじいちゃん、横の人は?」
「Aちゃんだよ!これから仲良くしてね!」
『よろしくー入間くん。』
「うん、よろしく!」
「あっ、そうだ、入間くんも人間だから、」
『おーまじか、』
「おじいちゃんそれ言っちゃって大丈夫!?」
「大丈夫でしょ!Aちゃんも人間だから、」
『いや私人間じゃないです。』
「そうだったの!?まぁまずバビルスに行こうか、馬車に乗ってー!」
玄関に向かっているとオペラさんがコソッと言った。
「A様、入間様が人間なのは秘密にしてください。」
『うっす。』
まぁそりゃ食べられるんだもんね、私だって秘密にしてもらいたいし。
外に出てまずサングラスをつける、そして馬車に入る。
「Aちゃん何でサングラスつけてるの?」
『あれだよ、日焼け対策。』
あながち間違いじゃない、夜兎だから太陽には弱い。
『それより入間くんはこっちの知識とかある?』
「僕も分からない。」
人間界と魔界では常識も違っていて少し面倒だ。
「A様、入間様、着きました。」
どうやら着いたようだ、さて頑張りますか、
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ルウ(プロフ) - 天音さん最高ですよこの作品!(´✪.✪`)キラキラ (10月9日 0時) (レス) @page14 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天音 | 作成日時:2023年9月18日 22時