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Story...81 ページ33

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[赤司side]


頭の上で予めセットされていたタイマーが鳴り、タイマーを止めるとAを起こす。


「A、起きて。俺が遅刻してしまうよ」

と言いながらAを揺すると、Aは目を開ける。
俺を見るとふにゃりと微笑んだ。

朝からそれは反則だ。


「おはよう。愛しいA」

とAの唇に口付けをして言うと体を起こす。
Aも起きた。

金庫を開け鍵を取ると部屋の鍵穴に差し込む。


「さぁ、行こう?」

とAに手を差し出すとAは俺の手に手を重ねてきた。
その手を握りリビングまで行く。

吹き抜けになる階段の踊場にはまだ昇りきっていない朝陽が差し込んでいた。


リビングに着くと、カーテンを開け日の光を部屋のなかに迎え入れる。


「A、今日は雲ひとつ無い晴天だよ。デート日和だね」

と振り返りAに言うとAは俺の隣に来て、外を一緒に眺めた。
テレビを付けると、天気予報を見る。

「夜も晴れるみたいだよ」

と隣にいるAを後ろから抱き締めながら言う。

「楽しみです」
「ふふっ。俺も楽しみだ」

とAの肩に顎を乗せながら言う。


午後の楽しみもあるから今日は順調に仕事が捗りそうだ。


「本当はディナーも二人きりが良かったのだけれどね」
「でも葉山さん達楽しいじゃないですか」

とAは言った。

「まぁAは高級レストランとか好みじゃないからね。居酒屋で良いんだよね」

とAに言いながらAを離した。


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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます!!かなり時間が空いてしまってすみません……更新頑張ります!! (2016年7月17日 15時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 大量更新お疲れ様です!めっちゃ嬉しかったです!続きめっちゃ気になります!次の更新楽しみしてます(*^^*)頑張って下さい (2016年7月16日 18時) (レス) id: 804c02c8ce (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - わこるりゅ。さん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年6月27日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» こもか考えた上で赤司様は会わせようとしているんだと思います!きっと色々考えた上だと思います(私は何も考えていない←)赤司様が居るので安心ですよ (2016年6月27日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
わこるりゅ。 - もっと続きが見たいです!!頑張ってくださいね!!応援してます!! (2016年6月24日 4時) (レス) id: 8d73f86791 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年6月21日 0時

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