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「ここまでくるとお化け屋敷にでもしたくなるね」
と征十郎さんは作ったてるてる坊主を全て吊るしてくれた。
てるてる坊主を見上げて征十郎さんは苦笑した。
「かなり不気味だよ?これ」
「…ですね……顔が全部こっち見てる…」
「………何個か外そうか」
と征十郎さんは苦笑しながら半分以上外して数個残した。
因みにてるてる坊主の赤司家はまた別に飾ってある。
何百体のてるてる坊主が吊るされていれば流石に不気味だ。
私はテーブルの上のペンや輪ゴム、ティッシュ箱を片付けた。
「明日も早いから今日はもう寝ようか」
「そうですね」
と返すと征十郎さんと寝室に向かう。
寝室に着き、寝室に入った。
すると後ろからカチャッと鍵を閉める音が聞こえた。
いつもの事なので気にせずベッドに入る。
「明日出勤すれば俺は休みだな」
「私は仕事です……」
征十郎さんは鍵を金庫にしまう。
その暗証番号は私も知らない。
今夜も閉じ込められた。
私は征十郎さんが鍵を開けてくれないと寝室からもう出られない状況になった。
トイレは征十郎さんを起こして、征十郎さんに鍵を貰う。
征十郎さんの許可がない限り、私はこの部屋から出られない。
でも誤解しないで欲しい。
これは征十郎さんが決めた事ではなくて、私から頼んだこと。
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和恋 - いえいえ!はい! (2016年6月22日 18時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» コメント返信ありがとうございます!!はい!頑張ります! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - いえいえ!はい!はい、私もそう思います!いえいえ!続き頑張ってください。応援しています! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» 初めまして、ありがとうございます!頑張ります!この二人なら乗り越えられると思います(笑)コメント本当にありがとうございました! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - 初めまして、続き頑張ってください。征君と夢主ちゃん、凄いです! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年6月1日 0時